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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

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2006年03月17日

ここのところいろいろありすぎて、頭を使う文章が書けません。

医療ネタを楽しみにしていらっしゃる方、ごめんなさい。(いるのか?)

なので今日もゆるゆるネタです。



先日、とある用件のついでに、とあるところに行きました。

 

逆さ泳ぎ

 

 

そう、水族館です。

 

私はけっこうな水族館好きです。

でもマニアではありません。

さかなクンレベルまでいかないと、マニアと呼ばれるにはふさわしくない。


 

キャビアの母(父?)

 

キレイな魚もいっぱいいたのですが、なぜかインパクトが強いのだけ写真を撮ってきてしまいました。

これはチョウザメ。

見れば見るほどグロテスクです。不気味です。

でも卵は美味しいです。

将来食べられなくなるかもしれないと思うと悲しい。



 

すごい存在感

 

ピラルクって本当怖いですよね。

潜っていてこんなん出てきたら絶対心臓止まりますよね。

まあピラルクがいるようなところを潜ることはないでしょうけど。

ちなみに写っている人は知らない人です。



 

ひとなつっこいっていいね

 

この水族館は、どちらかというと海獣がメインらしいです。

海獣が充実しています。

スナメリが4頭いました。

3頭は人間お構いなしに泳ぎまくっているのですが、1頭愛想がいい子がいました。

人が見ていると、ガラスの近くに寄ってきて、すり寄るみたいにしてきます。

顔に傷がありました。

可愛いのでずっと見てました。犬みたい。

スナメリって、笑ってるわけじゃないと思うのにいつも笑っているように見える。

完全な癒し系です。

スナメリってシロイルカとはまた違うんですかね。違うんでしょうね。



 

ラッコの体重測定

 

ラッコもいました。

ラッコって落ち着きない。

常に動き回っています。

たまたまお食事の時間で、飼育員の方がえさをあげていたのですが、えさをあげる前に体重を量ることになっているようで、えさでおびきよせて体重計の上に乗って、いい子に体重を量った子から、えさをもらえるようです。

えさ欲しさに、すでに体重を量った子が何度も体重計に乗ろうとしてました。

飼育員の方が、きみはもういいよ、と言うそぶり。微笑ましい。

見ていてはじめて知ったのですが、なんと、ラッコは歩ける。

しかも足で立ちあがってドアノブをいじってドアを開けようとさえしてました。(もちろん開きはしないんですが)

相当な知能犯に違いない。



 

見事なツートンカラー

 

パンダイルカ。

この人たちも泳ぐのが速くて写真がなかなか撮れません。



 

こんな巨体でヴェジタリアン

 

そしてマナティーです。

ものすっごい大きいです。巨漢。

レタスをバリバリ食べてました。

食べているとき以外はほとんど寝ているっぽかった。

こんな生き物がいること自体が驚き。



 

アイドル

 

そして、マナティーに並ぶ大物、ジュゴンです。

アマモという海草を食べているそうなのですが、2頭あわせて食費が1年間で4千万円だそうです。

まじですか。信じられません。

水族館経営は大変だ。。。

 

亀にかくれて

 

もくもくとアマモに顔を突っ込んで食べているジュゴン(名前忘れた)。

亀と一緒に住んでいます。

マナティーとジュゴンって、ちょっと迷うのは私だけでしょうか。

時間を与えられて、両方の写真を並べて、さあどっちがどっち?と聞かれたらわかると思うのですが、どっちか片方の写真を見せられて、一瞬で答えろと言われたら、とっさに答えられるか自信がない。

まあ私にそれを詰問する人もいないと思うのですが。


 

水族館って、特殊な空間ですよね。

非日常的で、内省するのに向いているというか。(すいていればですが)

ぼーっとしたい時によく行きます。

私が一番好きなのは、葛西臨海水族園です。

入るといきなりハンマーヘッドがうじゃうじゃいて、かなりインパクト大。

ばかでかいマグロが泳いでいる水槽も好きです。

意外なところでは、フランスのナンシーという町の水族館もよかったです。

大物はいませんが、あるの知らなくてサプライズ的に入ったので楽しかった。

 

久しぶりに潜りに行きたくなりました。



http://www.aquarium.co.jp/index.html

2006年03月15日


久しぶりにとても面白い本でした。








精神科医を訪れる、様々な患者。

彼らの訴えはいろいろだ。

 

「失恋して眠れない」

「倒産して落ち込んだ」

「ケンカしてイライラする」

 

しかし患者は、彼らの持つ「本当の問題」を語ってはいない。

 

著者は、患者が持つ症状や訴えに隠された真の理由、臭い言い方をすれば「人間ドラマ」を、よく知られた童話や物語になぞらえて、絡まった紐を解いていく。

 

しかしそれらは、本当には患者自身がよく知っていることなのだ。

 

 

 

ある日、53歳の主婦が受診した。

 

主訴は、2年来続くめまい、耳鳴り、頭痛や吐き気。

 

30年前に結婚し、二人の子供に恵まれ、幸せな結婚生活。

子供も結婚して独立したある日、ふと自分が夫をうとましく思っていることに気付いた。

自分は夫に対してとりたてて不満も持っていなかったので、そう思った自分が不思議でしょうがなかったが、それから間もなくめまいなどの症状が始まった。

 

著者は、患者に「食わず女房」の話を読むように言う。

 

物語を読み、医師との対話の中で、患者は夫との関係をストーリーにあてはめ(これが不思議に符合する)、夫婦それぞれのあり方を明らかにしていく。

 

そして、患者は、夫の浮気癖を、仕方ないと思っていながら許すことが出来ず、お金を使わせることで愛情を盗んでいたのだと言うことに気づく。

 

患者の症状はそれを境にしだいに消えていった。

 

 

 

 

子供の頃に読み聞いた絵本や童話。

 

それらは素朴で、あまり意味のない話のように見えて、実は深遠な人間心理と言うものを恐ろしいほどに描写している。

 

ももたろう、赤ずきん、いっすんぼうし、などなど。

 

著者は、患者の心のうちを読み解いていくのに、そういった物語が実に的確に様々な人の心理を説明するのにふさわしいモデルであることに気付き、それを精神療法に生かしている。

 

この本を読むと、よく知っているはずの物語が意味する深遠さに驚かされるとともに、人間の心理というものの奥深さを思い知らされる。

 

著者は、そういった患者との対話の中から、軽いうつ程度の患者から重い統合失調症の患者まで、同じ心のしくみを持っていること、そして同じような診療アプローチが有効であることを学び、どんな重症な患者をも「気違い」と思うことはなくなったという。

 

また、物語などのツールを使うのであれ何であれ、医者が強制的に主導するのではなく、ある「気付き」を患者が自分自身で得ることが重要であると、著者は言う。

治療者が手柄を得るためではなく、患者が自分の「本当の問題」を発見し、それを(なるべく)自力で解決していくことが重要だからだ。

 

私の偏見かもしれないが、日本における精神科治療というと、「治療=薬物療法」と言うイメージなので、このように飄々と患者と向き合って治療をなさっている精神科のドクターがいらっしゃることを知って、とても感激した。

 

日々の治療をさせていただいていると、西洋薬、漢方薬、栄養素など、様々な治療法を使っても、難しい病態があることに気づく。そしてそれらの原因が心理的要因であることがままある。

 

精神科医でなくとも、患者さんの心を少しでも理解できる医者でありたいと思う。


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トーマス・エジソン
(1847-1931)

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