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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

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2006年07月28日

ここのところ軽く放置気味で、すみません。。。


忙しいとなかなか真面目な記事を書けないのです。


と言いながら、今日だって真面目な話ですが、閑話休題。


PMSの続きを待ってくださっている皆様、ごめんなさいm(_ _)m


でも今日の話も、とっても大事な話です。



おお~~、タマゴよ、なんて君は偉いんだ!


美味しい上に、栄養豊富、しかも安い!ときたもんだ。


(変な時間なので、ちょっと壊れてますね…)


真面目な話、タマゴの食品としての優秀さが、余すところなく書かれた本です。


栄養学的にも非常に素晴らしいことが書いてあります。



コレステロールが上がるから、タマゴを1日1個に控えている人、手をあげて!!


手をあげたあなた、実はと~っても、損してます。ああ悲しい。


タマゴは、とっても素晴らしい食品です。


まずタン白質の質が非常に良い。アミノ酸バランスに優れています。1個当たり約6.5gのタン白質が摂れます。素敵!


そしてビタミンA、B、カルシウム、鉄、レシチンなどの栄養素が含まれています。(量はそんなに多くないけどね)


そして確かに、コレステロールも含まれています(1コ当たり約250mg)。


惜しむらくは、世の中にはびこる、「コレステロール悪玉説」。


これが、タマゴの世間での評価を落としていると思うと、いてもたってもいられない、こともないけど、非常に残念だ。


まず、コレステロールは悪者ではなく、身体にとって必要なものだ、と覚えてね。


コレステロールは、ホルモン(女性ホルモン・男性ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)の材料や、細胞膜の材料でもあるし、胆汁酸(脂肪を消化する消化液)の材料でもある。

血中に含まれるコレステロールは、食べたから血液中にあるのではなく、80~90%は必要だから肝臓でわざわざ合成しているのだ。


そもそも、コレステロールがなんでタマゴに沢山入っているのか考えてみて欲しい。

受精卵がヒヨコになるのに必要だから、入っているのである。


人間のオトナにだって、コレステロールは必要だ。


そもそも、血中コレステロールは、高いより低い方が死亡率が高い、って皆さん知ってましたか?


コレステロールが低いと、低くない群に比べて、全体の死亡率が高いが、そのうちガンの死亡率が高い。


コレステロール値は、ホルモン分泌にも影響しているし、また神経などにも多く含まれているので神経機能にも深く関与している。つまり、低コレステロール血症は、ホルモンや自律神経などに影響を及ぼして、癌の発生率を高める、と考えられるわけね。

また、うつとの関係も指摘されているのです。

うつの人、最近多いよね。。。


コレステロール=悪人、と考えている人は、考えを改めた方がよいです。


もちろん、ある程度高かったら死亡率は上がります(300mg以上とかで)。


でも、他にリスクの無い人だったら、240~250くらいは全然問題なし!というのが、世界的な考えです。


そして、勘違いされているのが、コレステロールが多い食品を食べると、血中コレステロールが上がる!ということ。


これは、間違い!と言っていいのです。


人間の体は非常に精巧で、沢山食べたから血液中のコレステロールがすぐさま上がるなんて、単純なものではありません。


コレステロールは、ほとんどは肝臓で作られている、と言いましたね。


ということは、ちゃんとコントロールができるのです。


沢山食べたら、肝臓で作る量を減らすし、足りなかったら沢山作るのです。


VIVA、人体!!


(酔っ払ってません)


それに、人によってはタマゴを沢山食べてコレステロール値が上がる人もいるけど、上がったとしても善玉も上がるので、心配御無用、というわけ。


女優の森光子さんは、1日5個、タマゴを召し上がるそうです。(3個と言う説もあり)

 

そしてお肉もとても沢山召し上がるそうです。


あのお年で、あの若さ、美しさ、元気…。


タン白質の重要性をご存知でなければ、ああはなれない。


間違いない。



タマゴは、とっても重要なタン白源です。


コレステロールを気にして、タマゴを控えるなんて、

もったいない!!もったいなさすぎる!!


というわけで、若さと美貌と健康を維持したい方は、タマゴを食べよう!キャンペーン実施中です。


(アレルギーがなければね)




それにしても、さりげないけど本当にいい本です。憎い。


私がカウンセリングで言っているのと同じ内容が結構書いてあります。


受診する方が、これをお読みになってから受診されるとよいな。。。

2006年07月23日

 

(前回のエントリの続きです)

 


怖ろしいことに社会的にまだそれほど自覚されてはいないが、日本人の食が崩壊し、栄養欠乏が日本人の健康を静かに蝕みはじめたのと、ほぼ時を同じくして、PMSを訴える患者が目立ってきたこと(実数が増えたかどうかは定かではない)は、ただの偶然の一致なのだろうか?

 


私は、非常に関係があると思っている。


全く関係がないと言い切ることのほうが、むしろ不自然だろう。

 


なんでも栄養に結び付けて考えてしまうのは私の悪い癖かもしれないが、栄養欠乏とPMSとは切っても切れない関係である、と私は思っている。


PMSの本態は栄養欠乏である、とまで断言するにはもう少し研究が必要ではあるが、主役に近い役割を担っているのは間違いないだろう。

 


では、一般的には、PMSの原因は何であると言われているのだろうか。

 


現在のところ考えられているPMSの原因は多岐にわたっており、一見どれもあてはまりそうだがどれも曖昧で、はっきりと“ネズミの尻尾”はつかめていない、というのが一般的な見解だ。

 


PMSの研究者であるアメリカのリネヤ・ハーン氏によれば、現在指摘されている原因は、以下の通りである。

 


①    甲状腺機能不全


②    カフェインの摂りすぎ


③    偏った食生活、とくに砂糖、ノンカロリーシュガーの摂りすぎ


④    ビタミン・ミネラルの不足


⑤    エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のアンバランス


⑥    睡眠障害


⑦    適切でない照明・光


⑧    カンジダ症


⑨    運動不足


⑩    ストレス


⑪    食物アレルギー


⑫    寄生虫


⑬    環境過敏症


⑭    水銀製の歯の詰め物


⑮    副腎皮質機能不全


⑯    ひどい肉体的虐待または性的虐待

 


ごらんのように、非常に多く要素が原因として考えられている。

 


リネヤ・ハーン氏は、PMSを「いくつものピースからなるジグソーパズル」と呼んでいる。


PMSはこれらのパズルのピースが複雑に組み合わさって作られている病態であり、しかもそのピースは人によって違うというのだ。

 


ということは、ピースの組み合わさり方によってPMSの症状には個人差があり、そして対処法も違ってくると言うことだ。

 


私としては④の「ビタミン・ミネラルの不足」を、「タン白質・ビタミン・ミネラルの複合的な欠乏」と言い換えたい。


これが、PMSを起こすもっとも基本的な素地となる部分で、それに体質やストレス、睡眠障害などの多彩な因子が加わって、症状を起こす、と考えるべきだと思う。

 


そして、さらに「環境ホルモン」も原因としてリストアップするべきもののひとつだろう。

 


次回はこれらの考えられる原因についてもう少し解説してみたい。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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トーマス・エジソン
(1847-1931)

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