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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

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2007年02月02日


10代の頃のダイエットがきっかけで摂食障害になり、10年以上過食と嘔吐を繰り返してこられた31歳の女性患者様の経過です。


(主訴)


過食と嘔吐(週2~4回)

月経前のイライラ・むくみ・過食が悪化する

だるい

疲れやすい

便秘

冷えのぼせ

頭痛

肩こり



血液データにて


・タン白質不足

・鉄欠乏

・亜鉛欠乏

・ビタミンB不足

・カルシウム不足


などの所見を認めました。


栄養療法を3ヶ月行っていただいたところ、2回目の採血データでは素晴らしい栄養状態の改善が見られました。

そしてそれとともに過食嘔吐はすっかりなくなり、様々な自覚症状も改善を認めました。


2回目のカウンセリング時に、患者様がご自分に起きた心境の変化を教えてくださいました。



・精神的に落ち着いてきて、普通の食事を摂っている。


・吐かなくなったことにより体重は多少増えているが、それを受け入れることができている。


・運動不足なので、食べても運動すればいいと思える。


・匂いに敏感になった。


・自分に必要な食べものが欲しいと思えるようになった。


・味覚も変わってきて、シンプルな味付け、例えば調味料の「さしすせそ」(砂糖・塩・酢・しょう油・味噌)で充分に感じる。


・外食をしたくなくなり、自分で料理をして食べている。


・食べる楽しみがでてきた。


・PMSの症状も減ってきた。


・イライラしたら外へ出て発散しよう!と考えるようになった。


・鏡を見るのが楽しくなった(肌がきれいになった)。


・人と比べないようになった。自尊心を養おうとするようになった。




患者様の口から出てくる言葉の数々があまりにも素晴らしくて、感動せざるを得ませんでした。


摂食障害、特に過食症の患者様は、自信のなさ、自分を卑下する気持ちが強い方が多く、つらい思いをなさっている方が多いです。

この患者様は治療中、自己啓発関係の本なども読まれ、ご自分の内面を見つめようと努力なさったようです。


そして、過食嘔吐という症状が軽快することともに、ご自分への自信や誇りなどを取り戻していらっしゃるのだと思うのです。


これは、栄養療法の成果と言うだけではなく、患者様ご本人の持つ素晴らしさだと思います。



私のクリニックは摂食障害専門というわけではなく、一般的に摂食障害の治療の中心となっている心理療法や行動療法などは一切行っていません。


しかし栄養療法によって長年の摂食障害が改善される患者様が多くいらっしゃると言う事実は、摂食障害の原因のひとつが、栄養欠乏によりもたらされる脳内の生化学環境の破綻にある、と言うことを示しています。


心理的なアプローチだけでは改善しにくい例が多いことも、それを裏付ける要素の一つであると思います。


その一方で、患者様が強いストレス下に置かれている場合(特に家族間の問題など)や患者様自身の性格的な要因など、心理的要因の関与が大きい場合は、栄養療法だけでは顕著な改善が得られない場合があることも事実です。


その場合は包括的な対処が必要になることは言うまでもありません。



なかなか困難なこともありますが、このように人の素晴らしさ、治ることの喜びに触れさせていただくたびに、やっていてよかった、と思うと同時に、もっと頑張らなくては、と思うのです。


2007年01月31日


栄養療法は病態を選びません。


東洋医学と同じく、どのような疾患においても適用可能な治療法ですが、中でもいろいろな意味でメリットが大きいと言えるのが、がんに対する栄養療法です。


アメリカのがんの栄養療法の権威であるパトリック・クイリン博士は、がん治療における栄養療法の目的を次のように述べています。



・化学療法と放射線療法の効果を高めつつ、かつその副作用を減らす。


・栄養的に問題があるために、平均的ながん患者に起きる口内潰瘍、疲労、吐き気、脱毛、器官の薬物中毒などを、劇的に減らす。


・患者自身の免疫能力を高めて、体全体を通じて、がんと戦う免疫細胞の能力を強化する。


・体脂肪以外の体の組織が失われる悪液質という一般的な副作用をなくしたり、劇的に少なくする。


・食事の改善を通じて、がんの細胞だけを選択的に餓死させるのを促す。


・がんの拡がるのを抑えるような、自然自信のガン・ファイターを、植物から導入する。


・がん細胞だけを選択的に攻撃する栄養物質の大量投与によって、がんの活動を低下させる。


・化学療法や放射線療法そのものが、新たながんを生み出すことを防ぐ。


・遺伝的にがんになりやすいことがわかっている患者に、がんが再発するリスクを減らす。


・そもそもがんを起こす原因になった背後条件を変えることによって、がんの完全ないしは部分的退縮を起こさせるチャンスを顕著に増やす。




パトリック クイリン, Patric Quillin, 今村 光一
ガンは栄養療法で治る

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すべての患者様にOptimal Healthを得ていただくことが、私達の願いです。


未来の医者は薬を使わず、食事を重視し、病気の本来の原因を探し、予防するという、人間の基本を大切にして治療をするであろう。
トーマス・エジソン
(1847-1931)

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