«  2007年3月 7日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
ハイジーア通信 クリニックハイジーア

« 2007年3月 6日 | メイン | 2007年3月 9日 »

2007年03月07日

低血糖症の続きなのですが、ダイエット・メタボリックシンドロームのテーマを新たに作ることにしましたので、この記事はそちらでの投稿とします。


メタボリックシンドロームと低血糖症は、深い関わりを持っています。


機能性低血糖症(以下、低血糖症)は、血糖値が低い状態が続いたり、急激に血糖値が低下するなど、常にある一定の範囲内にコントロールされているべき血糖値のコントロールがうまくいかなくなる状態です。


その結果、ホルモン分泌や自律神経のコントロールの乱れを引き起こし、様々な自律神経失調症状・精神症状などが起こります。
(低血糖と肥満とメタボは切り離せない関係ですので、初めての方、正しい減量について知りたい方、メタボリックシンドロームにご興味のある方は、低血糖症の恐怖1よりお読みください)


前回は、精製された糖質を多く摂ることにより、インスリンが多く分泌され、糖→脂肪への変換が促進されるため(その結果低血糖になる)、脂肪の蓄積が進むこと、肥満の大きな原因であることをお話しました。


問題なのは、肥満はメタボリックシンドロームを引き起こし、様々な生活習慣病の原因になることです


最近になってメタボリックシンドロームの定義が変更されたり、コマーシャルやTVなどでも盛んに報道され、老いも若きも「メタボ」を気にするご時世になりました。


メタボ、メタボと聞くけれど、実はよく分かってない…、と言う方も多いのではないかと思いますが、実はこのメタボリックシンドロームには、このブログで何度も出てきている「インスリン」と言うホルモンが深く関わっているのです。


メタボリックシンドロームは、1988年にまずReavenによって「シンドロームX」として提唱されました。

他に類似概念として、「死の四重奏」「インスリン抵抗性症候群」「内臓脂肪症候群」などと呼ばれてきました。

以下に各概念をまとめます。

 

 

 

シンドロームX

Reaven 1988

インスリン抵抗性

高インスリン血症

耐糖能異常

VLDL-TG血症

HDL-C血症

高血圧

 

死の四重奏

(Kaplan 1989)

耐糖能異常

TG血症

高血圧

上半身肥満

 

 

インスリン抵抗性症候群

(De Fronzo 1991)

高インスリン血症

NIDDM

脂質代謝異常

高血圧

肥満

動脈硬化性心疾患

 

内臓脂肪症候群

(松沢、徳永ら1987

耐糖能異常

TG血症

HDL-C血症

高血圧

内臓脂肪蓄積



実際には全て同じ病態を指しているのですが、これらの病態の根本に存在するのは、「インスリン抵抗性」です。



続きます。



« 2007年3月 6日 | メイン | 2007年3月 9日 »

Produced by
本サイトは、(株)グリーンツリーによって構築されております。グリーンツリーはビジネスブログ成功の鉄則SEOブログ成功の鉄則イントラブログ成功の鉄則社内ブログ成功の鉄則といったサイトを運営中です。

WOSAAM Board Certified physician

∥∥書籍のご案内∥∥



原因不明の体調不良、月経前症候群、うつ症状、パニック障害、過食症、肥満…、あなたのその症状は、低血糖症が原因かもしれません!


∥皆様へ∥

Optimal Health オプティマル・ヘルスとは、「最高の健康状態」を意味する言葉です。
「病気ではない」という消極的な意味での健康ではなく、エネルギーに満ちた快適な状態でいられること。
その人らしい人生を思う存分過ごすこと。
すべての患者様にOptimal Healthを得ていただくことが、私達の願いです。


未来の医者は薬を使わず、食事を重視し、病気の本来の原因を探し、予防するという、人間の基本を大切にして治療をするであろう。
トーマス・エジソン
(1847-1931)

10007588802_s.jpg
クリニック ハイジーア


∥∥お知らせ∥∥

現在新しいコメントは公開しておらず、コメントに対してのお返事もさせていただいておりません。大変恐れ入りますがご了承ください。

∥∥雑誌掲載情報∥∥



「冷えに効く漢方薬」のページでお話をさせていただいています。



妊娠中の栄養素の話の転載をしていただきました。



こちらも低血糖症の記事を転載していただきました。