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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

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2007年05月09日

前回の論文の取り急ぎ要約です。



【方法】2例の進行した上皮性卵巣がん患者


患者1 55歳 乳頭状漿液性腺がん、ステージⅢC
患者2 60歳 乳頭状漿液性腺がんおよび漿液粘液性腺がんの混合型、ステージⅢC


両患者とも、初回ののカルボプラチン/パクリタキセル化学療法(TJ療法)に先立って、最適な腫瘍減量手術を受けていた。
患者2は術後に呼吸不全など病的な状態であったため、化学療法の開始が3ヶ月遅れた。


患者1は化学療法の1ヶ月目の途中からメガドーズのビタミンC、ビタミンE、βカロテン、コエンザイムQ10を含む抗酸化物質の摂取を開始した。
経口の抗酸化剤の摂取に加え、患者1はパクリタキセルによる維持化学療法より先立って、化学療法の最後に週2回60gのビタミンCの中心静脈からの投与が開始された。


患者2は、化学療法開始前に、ビタミンC、βカロテン、ビタミンE、コエンザイムQ10を含む経口の抗酸化物質の摂取を開始した。
患者2は6周期のTJ療法を受けたが、X線検査で病変が認められたにも関わらず、その後の維持化学療法を拒否した。
その代わりに彼女は、週2回の経静脈的な60gのアスコルビン酸(ビタミンC)投与を選択した。


【結果】
患者1は初周期の化学療法の後、CA-125の正常化を認め、診断後3年半たっても正常範囲を保っている。
腹部と骨盤のCTスキャンで再発は認められていない。


患者2は初回の化学療法の後、CA-125の正常化を認めたが、骨盤にはがんの残存があったと考えられた。
しかし彼女はそれ以上の化学療法を辞退し、経静脈的なアスコルビン酸の投与を選択した。
診断から3年がたった後も、CA-125は正常のままであり、再発の兆候は認められていない。


【結論】

抗酸化物質を補助的に術後の標準的化学療法煮併用すると、化学療法の効果を高め、かつ安全性を高めると考えられる。

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トーマス・エジソン
(1847-1931)

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