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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

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2007年10月31日

 

ただいま発売中の「AERA with Baby」で、話をさせていただいています。

 

 

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編集・ライターの方が素晴らしくて、私のしていることを理解していただき、いまだ日の目を見ない(?)「Barker仮説」についても興味をもってくださいました。

 

この号では、子どもに何を食べさせるか…。

非常に大切な内容について特集しています。

 

主に管理栄養士の幕内秀夫さんが解説をなさっていて、「砂糖と脂肪を多く摂り過ぎないこと」とおっしゃっています。

それにはおおむね同意しますが、載っているレシピを拝見すると、タン白質が足りないなあ~、と思ってしまいます。

 

「日本人にはタン白質は十分すぎるほど足りている」というのは幻想です。

ほとんどの方が不足しています。

 

タン白質をしっかり食べましょうね、みなさん。

妊婦さんには特に大事です。

 

 

 

2007年10月28日

 

関節リウマチは難病と言われる病気の代表的なものですが、栄養療法が効果を奏する場合がとても多い病気でもあります。

 

今回は、関節リウマチと診断された40代前半の患者様の経過です。

 

 

主訴は、


・ 4ヶ月ほど前からのひざ・手首、指などの痛み
・ 手指の脹れ

 

であり、かかりつけ医より1種類の免疫調節薬を処方されていらっしゃいました。
(ステロイドも処方されましたが飲みたくないので飲んでいない、と言うことでした)

 

この他に、


・ 疲れやすい
・ 冷え性
・ 立ちくらみ
・ めまい
・ 耳鳴り
・ 集中できない
・ 夢を多く見る
・ 食が細い


などの様々な症状をお持ちでした。

 

血液データでは、いわゆる関節リウマチの検査項目である、


・ リウマチ因子
・ CRP
・ 血沈
・ MMP-3
・ 抗ガラクトース欠損IgG抗体


等の上昇を認め、明らかにリウマチと診断される結果でした。

 

栄養学的な所見としては


・ 貧血
・ タン白質不足(総蛋白濃度が低いとは限らず、むしろ血液濃縮のため高い場合が多い)
・ 低アルブミン・A/G(アルブミン/グロブリン)比の低下
・ ビタミンB群欠乏
・ 鉄欠乏
・ 亜鉛欠乏
・ 低コレステロール


などの問題が見られました。

 

リウマチに限らず、膠原病全般やその他の慢性炎症性疾患には共通した栄養失調のパターンがあるのですが、それほど程度は強くないものの、その典型的なパターンを示すものでした。

 

この患者様に、血液検査のデータに基づいて、タン白質・アミノ酸・ビタミンB・C・E・ヘム鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウム・コンドロイチン等の栄養素の補給(かなり多い量です)を3ヶ月行っていただきました。

 

そして先日、2回目の採血の結果のカウンセリングにいらっしゃったのですが、かなり自覚症状が改善したと報告してくださいました。

 

・ 痛みは初診時の痛みの程度が10だとすると、2から3くらいに軽減した
・ 疲れにくくなった
・ 立ちくらみ・めまい、耳鳴りなどがなくなった
・ 冷え性が改善してきた
・ むくみにくくなった
・ もろかった爪が丈夫になってきた
・ 傷の治りが速くなった

 

などなど、多くの症状において改善が見られました。

 

データ上も、


・ 炎症所見の改善
・ 貧血の改善
・ アルブミンの上昇
・ 貯蔵鉄の上昇
・ コレステロールの上昇


など、素晴らしく栄養状態が改善していらっしゃいました。

 

まだ薬を飲んでいらっしゃいますが、さらに症状が改善すれば必要なくなると思われます。

 

 

リウマチの原因は不明とされていますが、その背景には間違いなく栄養失調があります。

 

分子栄養学的な視点から見ると、もともと栄養失調が存在し、免疫力や自己治癒力の低下が起きているところに、なんらかの異常な免疫を誘発するような条件(細菌やウイルスの感染など)が重なることにより、自己免疫が誘発されると考えられます。
もちろん、遺伝的な素因やストレスなど、様々な要因が存在するでしょう。
しかし、このように栄養素の補給を行っていくことで、血液データの改善とともに、症状が改善していくのです。

 

また、痛みがよくなるだけでなく、他のいわゆる不定愁訴と呼ばれる自覚症状も、ついでによくなってしまうのが栄養療法の素晴らしい点です。
不定愁訴の多くは栄養失調の症状ですから、治そうと思わなくても一緒に治ってしまうわけです。


これはどんなご病気の方でも同じで、治したい病気の他にいろいろな症状までもがよくなっていったり、お肌もきれいになったり、ダイエット効果もあったりしてしまう(!)のです(ホントですよ) 。

 

私の経験では、リウマチの方は最初の3ヶ月で痛みの程度は平均すると10から5くらいに軽減する方が多いです。
とてもよく効く方は、この患者様のように2~3まで軽減する方もいます。
もちろんもっと時間がかかる方も多いですし、炎症の程度が強い方はなかなか改善しにくい場合もあります。

1回よくなっても体調によって波もあります。
この患者様は、まだ発症して日が浅く、栄養失調の程度がそれほど重症化してはいなかったので、改善の経過が早かったのだと考えられます。

 

もちろん完全によくなるまでにはもう少し時間がかかりますので、量を調節して栄養療法を継続していただくことになりました。

 

 

痛みに煩わされることなく、充実したHappyライフを送られることを願っております クローバー

 

 

 

2007年10月24日

最近はまっています

 

junsuko.JPG

 

ネーミングがいいですよね(笑)。

 

後を引くお味ですが、例のブツは入っていないみたいですよ。

 

sukonbu2.JPG

 

ネットで検索しましたが出てこないみたいです。

 

お近くで見かけたらよろしかったらどうぞ。

 

 

 

(*全ての方に合うとは限りません。体に合わない場合は食べるのをおやめくださいね)

 

 

 

 

 

 

夜中に酢昆布の写真撮ってる私って一体…。

 

 

 

2007年10月20日

 

一昨日の続きです。

 

セリエ博士のこの本読んでみたい!とおっしゃってくださる方が多かったのですが、これは研究者向けの講演の内容をまとめた本なので、一般の方にはやや難しいかもしれません。

(ねずみちゃんの可哀想な写真もてんこ盛りですし…(^ ^;)

 

ストレス関連の本に関してはお勧め本をおいおいアップしていきたいと思います。

 

 

さて、医学における様々な発見、例えばメンデルの法則、ペニシリンの発見などは、注意深い観察と直感によって明らかになりました。


アレキサンダー・フレミング卿が細菌を培養している時に、培養皿にカビが紛れこみ、その周りに細菌がいないことを示す丸い輪ができました。
フレミング卿はそれを見て、カビの作った物質が細菌を殺したのであり、これは伝染病との闘いに使用できるかもしれない、と閃いたのでした。


それまでにもその事実をを観察していた研究者は沢山いたはずですが、誰もカビが有用な殺菌性物質を作っているのだとは考えなかったのです。


彼の直感がその概念を導き、ペニシリンの発見に至ったのでした。

 

E.Coli.jpg

 

このような新たな概念の発見は、一般的にはなかなか受け入れられにくいものです。
メンデルの法則もペニシリンの発見も、発見した当初は全く注目を浴びず、他の研究者がその重要性に気がつくまで歴史の狭間に埋もれていたのでした。

 

最近のそのような新たな発見と言えば、ノーベル賞授与が記憶に新しいピロリ菌の発見などもありますが、発想の転換、という意味で「目からウロコ」ものだったのが「Barker仮説」でしょう。

 

Barker仮説とは、「胎児期に低栄養状態であることが成人期における心血管障害のリスク因子である」とする説です。


心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病などのいわゆる「生活習慣病」が、胎児期の母体の栄養状態によって左右されるという、極めて反常識的(!)なこの概念は、1980年代にはすでに提唱されていましたが、最初は受け入れられにくかったようです。


しかしあまたの研究者がこの仮説を立証する研究データを次々と発表し、今では、

Developmental Origins of Health and Disease (DOHaD)学説」として定着しています。

 

この概念を発表したBarker博士は「課題発見者」であり、追随してそれを裏付ける研究を行った研究者は「課題解明者」ということになるでしょう。

 

 

続きます。

 

 

2007年10月18日


先日ご紹介したセリエ博士の本の続きです。

 

かの有名なストレス学説を提唱したセリエ博士は、当然ノーベル賞を授与されたものとばかり思っていたのですが、意外や意外、授与されていないと知って驚きました。

 

新たな創薬に結びつきにくい(=莫大な金銭を生み出しにくい)このような発見は、業界的に認められにくいのであろうかと、いらぬ邪推をしてしまいました。

 

 


さて、この本の内容でいくつか興味深かったことがありましたが、「課題発見者」と「課題解明者」という概念についてです。

 

「発見」と「解明」。
これらは科学の進歩においてはなくてはならないものです。
これらは「直感」と「知性」という対比にも置き換えられます。

 

セリエ博士はこの本の中で若い研究者に向けて、「直感を大事にせよ」ということを訴えています。


医学をはじめとする自然科学の分野において、新たな概念を発見するためには、精密な機械や念入りなプランよりも、注意深い観察と自然に対する直感的感性に助けられることの方がずっと多い、とセリエ博士は述べています。

 

研究活動をしている自然科学者をタイプに分けると、第一のタイプは、直感的感性をもって自然を観察し、構造的細目(ディテール)よりもむしろ新しい構成的全体に関心を払う人たちです。

このタイプがセリエ博士言うところの「課題発見者」です。


第二のタイプは「課題解明者」であり、この人たちはすでに知られているところから出発し、それを解体してその構成とメカニズムを解明しようとする人たちです。

 

続きます。

(エントリが長くなって散漫になりがちかつ更新が滞りがちなので、小出しにすることにします(笑))

 

 

 

2007年10月13日

 

1週間、あるがんの代替療法のセミナーに参加してきました。

 

とても素晴らしい経験をさせていただきました。

 

 

Drwithme.JPG

 

 

 

詳しくはまたおいおい取り上げていこうと思います にゃ

 

 

 

2007年10月04日

 

こんなん出ました。

 

 

sugarfreecafe.JPG

 

あまり身をもって感じないのですが、「砂糖はイヤだ!!」というムーブメントは世間的にそんなに大きいのでしょうかね??

 

何にしても喜ばしいことです。

 

お味も美味しかったです(^-^)b

 

 

http://www.starbucks.co.jp/rtd/

 

 

 

 

 

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Optimal Health オプティマル・ヘルスとは、「最高の健康状態」を意味する言葉です。
「病気ではない」という消極的な意味での健康ではなく、エネルギーに満ちた快適な状態でいられること。
その人らしい人生を思う存分過ごすこと。
すべての患者様にOptimal Healthを得ていただくことが、私達の願いです。


∥∥プロフィール∥∥

杏林大学医学部卒
日本産科婦人会学会専門医
日本内分泌学会会員
World Society of Anti-Aging Medicine 認定医
高濃度ビタミンC点滴治療学会理事

1969年長野県にて、漢方医の家に生まれる。
産婦人科医としての経験を積んだ後、2005年11月、分子整合栄養医学に基づく栄養療法と東洋医学を中心とした統合医療を行うクリニック・クリニックハイジーアを開設。

趣味:
声楽(ソプラノ)、音楽鑑賞(クラシック・オペラ・JAZZ・etc.)、美術鑑賞、ベランダガーデニング、旅行、ダイビング、etc.

最近気になる人(敬称略)・
モノ:
伊藤京子、森麻季
スミ・ジョー、幸田浩子
Susan Boyle
三浦大知


The doctor of the future will give no medicine,
but will interest his patient in the care of human frame, in diet and in the cause and prevention of the disease.
Thomas A. Edison
(1847-1931)

未来の医者は薬を使わず、食事を重視し、病気の本来の原因を探し、予防するという、人間の基本を大切にして治療をするであろう。
トーマス・エジソン
(1847-1931)

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∥∥雑誌掲載情報∥∥



「冷えに効く漢方薬」のページでお話をさせていただいています。



妊娠中の栄養素の話の転載をしていただきました。



こちらも低血糖症の記事を転載していただきました。

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