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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

ビタミンA

2007年12月22日

 

お久しぶりでございます。

 

 

間空きすぎですね。。(^-^;

 

今日はお待ちの方もいらっしゃると思われる(えっ、いない?)、ビタミンAの続きです。

 

肉体改造も低血糖もストレス学説も、シリーズものが全然完結していませんが、気分で書いてますのでお許しを。

 

 

 

さて、ビタミンAの関連化合物はレチノイドと総称されています。

 

レチノイドの定義には生化学上の定義と化学式から導かれる定義があり、言葉の使い分け上、多少混乱があるかもしれません。

 

 

化学的な定義によるレチノイドとは、「4個のイソプレン単位が縮合してできた一連の化合物で、非

環状部に4個の二重結合を持つ化合物の総称」です。

 

 

生化学的な定義によるレチノイドとは、「特異的な核内受容体であるレチノイン酸受容体(RAR)に

結合することによって、レチノイン酸の生理活性を発揮する化合物群」を指します。

この中には医薬品として使われている合成レチノイドも含まれます。

 

 

栄養学的には、ビタミンAとは次の化合物を指します。

 

レチノール:狭義のビタミンA

レチナール:特に視覚作用に関係

レチノイン酸:細胞の増殖・分化をコントロールする作用を持つ

 

 

また、代謝されてビタミンA活性を示すものに、βカロテンレチニルエステルがあります。

 

βカロテンはレチナールの二分子重合体で、解裂してビタミンA活性を持つため、プロビタミンAと

呼ばれます。

 

レチニルエステルはレチナールの脂肪酸エステル(脂肪に溶け込んだもの)です。

 

 

ビタミンAは自然界では、動物性食品にはレチニルエステル、植物性食品には主にβカロテン、魚油中にはレチノールの形で含まれています。

 

 

retinoids.jpg

 

 

続きます。

 

 

 

2007年11月30日

 

だいぶ放置してしまいました。

気がついたらもう明日から12月ですよ!早いですねえ。。

 

 

さて、ここのところ続けていただいたお問い合わせがあったので、それについて書いてみたいと思います。

 

そのお問い合わせの内容とは、ビタミンAについてです。

 

 

ビタミンやミネラルなどの栄養素に関して、世間ではかなり誤解されている部分があります。

 

よくあるのが、

 

・ビタミンBやビタミンCなどの水溶性ビタミンは多くとっても尿に流れてしまうので意味がない

・ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンは多く摂ると過剰症になるので危険である

 

などです。

 

これらは、なかば「常識」として語られていますが、日進月歩の研究が解明しつつある、体内での栄養素の動態、代謝、効能などの、様々な知見を反映してはいません。

 

要するに「古い」のです。

 

 

人類がビタミンを発見してからまだそれほど歴史は経過していません。

鈴木梅太郎博士が初めてビタミンB1を発見したのが1910年です。

それからまだ100年も経っていないのです。

 

分子生物学の技術が進んで、分子レベルでの栄養素の働きが急速に解明されつつあるのはさらにまた最近のことですから、時代がついていけていないのも致し方ないことなのかもしれません。

 

ビタミンCの大量点滴療法がガンに効果があると認められてきたのもごく最近の話です。

 

しかし悲しいかな、数十年も前のまだビタミンのことなどよくわかっていない時代の常識が、この現代でもいまだにまかり通っているのです。

 

その中でも特に誤解が多いのが、ビタミンAだと思います。

 

 

可哀想にビタミンAは、数あるビタミンの中でもかなりの「曲者」のように思われているようです。

 

具体的には「過剰症」の問題、そして妊婦がビタミンAを大量に摂取した場合の「胎児奇形」の発生の問題です。

 

栄養療法を行う際に、ビタミンAを処方に入れると、多くの方がこれらの点について心配をされます。

 

このあたりはもちろん議論のあるところであり、完全に答えが出ているわけではありません。

 

しかし、傍から見ていると、ビタミンAはどうもいわれのない濡れ衣を着せられているようなのです。

 

 

果たして本当にビタミンAは、巷で恐れられているほどに危険な輩なのでしょうか?

 

 

これを検証し、ビタミンAに対する世間の誤解を解くために、最近のビタミンAに関する知見について、シリーズで書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

この映画まだ観てないのですが、パクってすみません。今度観ます。 。

 

 

soredemobokuhayattenai.jpg

 

 

 

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トーマス・エジソン
(1847-1931)

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