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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

Art

2010年08月28日

 

えぇ、観る映画に偏りがあるのは認めます。

 

でもこの人が出てるんですもの、仕方がないじゃないですか。

 

好みではないんですよ。全然好みではないんですけど、❍❍専でもないんですけど、大好きなんです。

こればっかりはしょうがない。

 

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Kevin Spacey

 

出演する映画が少ないので、出ているとついつい映画館に行って観てしまいます。

 

 

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いやー、いいですねぇ、このゆるさ。

 

妻に浮気されたジャーナリストのボブ(ユアン・マクレガー)が傷心で飛んだクウェートで、リン・キャシディ(ジョージ・クルーニー)に出会う。

 

リンは、米軍に極秘に存在した「超能力部隊」、その名も「新地球軍」の元メンバーであり、あるミッションのためにイラクに向かうという。

 

リンと一緒にイラクに向かったボブ。そして次第に「新地球軍」の詳細が明らかにされていき…。

 

 

軍隊が舞台でありながら、この映画の根底にあるのは、ラブ&ピース。

 

私は好きだー。こういうの。

 

しかも、フィクションでしょ、と思ってたら、なんと実話に基づいてるって言うじゃないですか。

 

 

興味深すぎます。

 

 

私の趣味でKevinを大フィーチャーしてますが(笑)、主演はこの方。

 

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タイプじゃないけど、ジョージ・クルーニーっていいですよねーー。

 

濃い役者さんばっかりで、ユアン・マクレガーがかすんで見えました。(ファンの方ごめんなさい)

 

 

 

余談ですが、なんと、Kevinがtwitterをやっているのを知ってしまいました…!

 

twitterやったことないけどやってみようかしらん。。

 

 

 

2010年03月28日

 

ご無沙汰しております。

 

放置記録更新中でございます。

 

季節は過ぎ、すっかり春ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか・・・。

 

 

さて、今日も医学でない話題。

 

 

国立新美術館に初めて行ってきました。

 

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言うまでもない、かの黒川紀章氏設計の建物です(なんだか懐かしいですね~)。

 

日曜ともあって人出が多かったですが、そのほとんどはルノワール展が目当てのお客様のようでした。

 

私はルノワールにはまったく興味がないのでそこはスルーし(すみません)、「ARTIST FILE 2010」を観てきました。

 

 

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国立新美術館が注目する国内外の作家を集めて毎年行われる展覧会だそうですが、あまり期待しないで行ったのですが(またまたすみません)、よかったです。

 

 

取り上げられていた作家は7人でしたが、私が強い印象を受けたのはまず福田尚代さん。

 

 

「言葉」にこだわって作品を創る方らしく、回文でできた詩や、手紙や名刺の文字の部分を刺繍で表した(だから文字は読めそうで読めない)作品、小説の文庫本の一部を切り取って刺繍を施した作品などが並びます。

 

昔読んだ名作文学の本がオブジェとなって並んでいると、その新鮮さと、「ああこの本読んだ!」という本に対する懐かしさがない交ぜになり、不思議な気持ちになりました。

 

 

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(写真は表参道画廊さんよりお借りしましたm(_ _)m)

 

 

中でも、小説の中の1行の文章だけが読めるようにページが全部折られて、扇のように開いて立てられた本が並べられた作品は、ぐっとくるものがありました。

 

長い小説の中の、たった一行の言葉が、話の脈絡がまったくわからないにもかかわらず(むしろわからないからなのかもしれませんが)、強烈に胸に突き刺さってくる感覚でした。

 

言葉がこれほどいろいろな感情を惹起すると言うことに驚き、それと同時に、そのようないろいろな感情を持つことは人間にとって普遍的であることに気づかされ、ほっともするのでありました。

 

視覚的なものというイメージがある現代アートに、こういうアプローチがあるということも新鮮でした。

 

 

石田尚志さんの作品も面白かったです。

 

海の壁」という映像作品は、見ていて床がぐらぐらするような感覚を覚えました。

 

 

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お暇のある方はぜひ行って見られてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

久しぶりに芸術作品に触れて、帰り道ほころんでいる桜を眺めて、気分転換できた1日でした。

 

 

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こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

2009年12月18日

 

ご無沙汰しております。

 

ちょっと放っておいたらすぐに1ヶ月くらい経ってしまうんですよね~(^ ^;;

 

さて、今日も医学とは関係ない記事ですみません。

 

 

今テレビなどで注目されているようなので皆さんご存知かもしれませんが(テレビ見ないのでわかりません)、「浅田家(あさだけ)」。

 

とても素敵な写真集です。

 

 

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写真家の浅田政志さんが、7年かけてご家族を撮った写真集だそうです。

 

ご覧の通り、ただの家族の集合写真ではなく、いろいろなシチュエーションを演じて(?)撮っているという、シチュエーションコメディならぬ、シチュエーションフォト?

 

いや~、いい味出てます。

 

とくにご両親の表情が素晴らしいのです。

 

消防隊、パンクロッカー、セイウチの飼育係、忍者…。

 

まったく違ったそれぞれのシチュエーションへのこのはまりっぷり。

 

ご家族で、ああでもない、こうでもない、と楽しんでいる様子が伝わってきます。

 

なんとも素敵なご家族で、ほんわかした気持ちになります。

 

おすすめです。

 

 

 

 

http://www.asadamasashi.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009年11月04日

 

旅もそろそろ終わりです。

 

今回は機内で観た映画について。

 

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もう日本でも公開されているみたいですが、いやー、泣かされました。

 

主人公は、白血病に冒された姉のドナーとなるべく、遺伝子診断の上生まれた11歳の少女、アナ。

 

そのアナが、両親に対して訴訟を起こした。はたしてその理由とは・・・。

 

 

脚本がまず素晴らしい。

 

現代の生殖補助医療技術が進歩したが故に可能になった、受精卵の段階で遺伝子診断を行い、子宮に移植する卵を選択するという、着床前診断。

 

重篤な遺伝子病などを中心に、国によって対応は異なるももの、世界的に行われている。

(日本でもかなり厳しい制限のもとで行われている)

 

自分が難病を持つ子どもの親になったら、なんとしてでも子どもを助けたいと思うだろう。

 

でも、そのために子どもを産むとしたら、生まれてきた子どもがそれを知ったらどう思うだろうか?

 

とてつもないアイデンティティの危機が訪れるのではないだろうか?

 

(そうでなくても不健全信念の原因になることが多いのは、兄弟を介した親との関係によるものなのに)

 

でも、いま目の前にいる子どもを、助けたい。

 

 

新しい技術がなければ起こらなかったはずのこのようなジレンマ。

 

生命倫理の問題は、本当に難しいと思う。簡単に答えが出せるような問題ではない。

 

 

この映画はいきなりその問題を観る者に放り投げてくるのだが、内容は決してそしてそれだけではない。

 

生きることとは、死ぬこととは、そして家族の愛。。。うーん、深い。

 

 

私が下手な文章をうだうだ書いてもなんなので、是非一度ご覧になってください。

 

 

またキャストも素晴らしいのである。

 

他のキャストの演技もさることながら、3人の子どもたちを演ずる役者の演技が素晴らしい。

 

妹役アビゲイル・ブレスリンは、「リトル・ミス・サンシャイン」で11歳にしてオスカーにノミネートされたスゴい子役。「幸せのレシピ」でキャサリン・ゼタ・ジョーンズの姪役をしてました。

 

白血病の姉役のソフィア・ヴァジリーヴァは、「ミディアム 霊能者アリソン・デユポア」でアリソンの娘役で出てました。こんな素晴らしい女優さんになったんですねー。

 

兄役のエヴァン・エリングソンは「CSIマイアミ シーズン6」でホレイショの息子役で出てた役者さん。

 

みんな若いのにすごいキャリアの持ち主なのである。

 

アレック・ボールドウィンもいい味出してます。

 

 

シリアスな内容を描いているのに、演出は淡々と進んでいきます。

 

欲を言えば、キャメロン・ディアス演ずる母親の心理をもう少し深く描写して欲しかったな。

 

彼女の心理状態は、難病を患う家族を持つ方に共通するのではないかと思うので。

 

 

「私の中のあなた」公式サイト

http://watashino.gaga.ne.jp/

 

 

原作も読んでみようと思いました。

 

 

 

2008年04月30日

 

 

東京都現代美術館で昨日から開催の、

 

 

大岩オスカール:夢みる世界」展をみてきました。

 

 

 

 

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 Gardening (Manhattan) 2002

 

 

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Rainbow  2003

 

 

 

日系のブラジル生まれの方だそうで、初めて知りましたが、とてもよかったです。

 


素晴らしいアートを観ると、一流のアーティストとは実に優れた能力を持っているものだと思い、いつも感心します。

 


感受性の豊かさ、想像力、見たものを抽象化する能力、それを表現する能力、巨大または緻密な作品でも細部まで描き切る執着(よい意味で)と根気と真面目さ。。

 

 


私はごく凡庸な人間なので、アーティストには世界がどのように見えているのかいつも不思議に思うのですが、優れたアーティストほど頭の中と現実世界のあいだにギャップがありすぎて、生きていくのがさぞかしつらいのではないかと、いらぬ心配をしてしまいます。

 


アーティスティックなインスピレーションを持ったまま、現実社会の荒波を溺れずに漕ぎ抜けていくのは、とても困難な作業のように思われるのです。

 


この方の絵を観た時もそんな余計な心配をちょっとばかりしてしまいましたが、インタビューの映像を見て、人間味を感じて少し安心しました。

 

 

 

ぜひご覧になることをおすすめします。

 

 

 

http://www.oscaroiwastudio.com/

 

 

 

 

 

 

 

2007年09月25日

 

 

いわゆるイケメン俳優よりも、演技派とか性格俳優とか言われる俳優さんに、

 

何故か魅かれるわけです。

 

で、ビル・マーレイにはまっているわけです。

 

 

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Broken Flowers

 

 

ちょっとオトボケな感じの中に、そこはかとなく漂う切なさ。

 

風味というか慈味にあふれた演技。

 

ロスト・イン・トランスレーションも良かったけれど、これは初老の男性のロード・ムービー。

 

彼は一体何を探しに旅に出たのか?

 

恋を重ねることで、彼が積み重ねてきたものは何なのか?

 

私は残念ながらまだ若い(主人公に比べたらね)女性なので、彼の心象風景は想像でしかわからない。

 

同世代の男性が観たら、身につまされる(?)気持ちになるんでしょうかどうなんでしょうか。

 

 

また音楽が、最高なのです。渋いのです。

 

サントラ買おっと。

 

 

 

 

 

 

2007年02月22日


この人の存在自体が奇跡だと思う。


インドネシア出身のパフォーミングアーティスト


Melati Suryodarmo

 





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Butter Dance






最初のうちは笑って観ていたけど、しまいには泣けてきた。


日本にはまだ来たことがないみたい。


来たら皆さん要チェックです。









Melati Suryodarmo

2007年01月21日

恵比寿の東京都写真美術館で行われている、


「球体写真二元論 細江英公の世界」


を観てきました。




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すごい「写真力(しゃしんぢから)」です。(←勝手に造語)


1960年代のアングラなムードに浸ってきました。


陰と陽で言ったら完全に陰の世界と言うか。


現代日本には一見失われてしまったような。


陽しか賛美しない社会はバランスが悪いと思う。

2006年08月26日

会期終了間近の「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行って来た。


予想通り、すごい人ごみ。


江戸文化については正直あまりよく知らないが、日本人の感性はすごいと思う。


伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)は、数多いる江戸時代の画家の中でも、個性あふれる作風でいま注目を浴びているらしい。


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紫陽花双鶏図



ディテールがすごい。ちょいと偏執狂?っぽさも感じるほど、微に入り細に入り、描写されている。


でもよーく見ると、見たままを描いているのではなくて、かなりデフォルメされているんだよね。


これってモダンアート?と言いたくなるくらい、かなりエッジィだ。


日本画って大人しいもの、というイメージがあったけど、予想外な動き。


曾我蕭白(そがしょうはく)と言う人も有名だけど、この人がかなり破天荒で奇行の多い人だったらしい。


絵も凄いよ。トンガってる!

2006年08月21日

すっかりサボり癖がついてしまいました。おかげさまで元気でやっております。

しかもまったく医学ネタではなくてすみません。

(よりにもよってアラーキーネタ)




 

 

 

アラーキーってやっぱりすごい。自分で天才って言っちゃってるし。最高。

 

 

「写真は3Pである!ハハハハハハハ

 写真は一種のインタビューだ、インタビューとおんなじだっていうこと。相手から何を引っぱり出すか。インタビューってのは引っぱり出すことでしょ。だから、表現じゃなくて表出。相手のことを表すんじゃなくて、相手の何を引き出すかっていうことなんですよ。

 私の場合は一応性善説だから、相手のいいとこだけを引き出そうとするわけ。悪は写さない。写真で人を撮るっていうことはね、絵描きみたいに、自分のイメージの顔にするっていうのじゃないの。そういうのはダメ~。一種、奥ゆかしさを装わないとさ(笑)。

 写真を写すっつうのは、同化なんていうんじゃなくて、犯されるぐらいの気持ちじゃないとダメですよ。駄洒落でいうと、道化でもいいんだけどね。なんか、ふたりで作った異化作用っつうか……。いままで気づかなかったことを、撮る側と被写体が協力して化けたものにして出す、っつうことかな。撮る人が写真を作るっつうんじゃなくて、撮られる人と撮る人のコラボレーションなのよ。もし創造とか創作とかいう言葉を使うとしたら、いま言ったような感じをふくめなくっちゃ。写真っつうのは共作なんですよ。カメラもふくめれば、三人の共犯か。写真は3Pである!っつうわけ。

 写真っつうのはさ、生きることなんだよね。もう、生きることの原点ですよ。ひとりじゃ生きていけないのよ。ひとりは寂しいもんですよ。どんな奴でも、他者がいないと面白くない。そういうふうにできてる、人間っつうのは。プラスもマイナスも関係ないのよ。とにかく誰かが必要。そういうことですよ!」

 

 

「似るっつうことだけならさ、写真撮るだけでいいって言うかもしれないけど、写真撮ったって似ないんだから。写真は、似るったって似てないだろ?なあ。写真っつうのは、そのまま写るって思うかもしれないけど、写真機使ったって似ないんだから。だから、絵で似てなくたって恥じることはないんだってこと。

あのね、写真っつうのは、いや、写真家っつうか、まあ私の場合は、男だから、五〇歳の女を見て、過去、その人の過去が頭の中に彷彿と浮かんでこなくちゃダメなんだ。人生、きたな~って、過去の人生が見えちゃうのさ。そんで、五〇歳、六〇歳のポートレートで大切なのは、その過去ですよ。人は顔だって?そう、まったくそう。」

 

 

「考えてみるとね、写真というコトの中には、ウソとマコト、虚実が混ざって入っているんだね。それで、あたしはともかくシャッターを無心に押しているだけなんだよな。私に主体性はないのよ。主体性は被写体にあるってこと。さっき、物語は写される側にあるって言ったけど、それと同じことだな。何が主観か、何が客観かということを見きわめたいとも思わないんですよ。もしかしたら、あたしに客観性というものがないかもしれないんだからさ。

それからついでに言っておくけど、何かを記憶したいと思って写真を撮ってる人がいるかもしれないけど、あたしの場合は撮った瞬間に記憶がなくなるのよ。あたしに記憶がなくなってもいいの、記憶は写真機がするんだから。でもね、写真は、記憶を失いたいと思って撮ってるのかもしれないのよ、ほんとに。写真になることで新しい記憶が出てくるんですよ。

写真には過去も未来も入ってるっていっつも言ってるでしょ。じゃあ、写真機は現在を撮れるかっていうと、カメラに現在は写らないと思うのよ。シャッターを押した瞬間は現在だけどさ、写真になってできあがってきたときに写っているのは過去だからね。」

 

 

 

 

お気に入りの写真集



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荒木 経惟
東京猫町



小っちゃな子猫が、何か言ってる!しゃべってる!

可愛くて、そして切ない。猫たちのいる東京の町並み。

 

 

 

 

 

2006年06月17日

 

先日、所用のついでにちょっと息抜きしてきました。

 

木場公園にある東京都現代美術館(通称MOT)でやっている、「カルティエ現代美術財団コレクション展」。

ちょっと前にNHKの「新日曜美術館」で紹介されていて面白そうだったので、観に行きたいなあ、とうずうずしていた。

東京近郊の方は、電車の中吊り広告で見たことありませんか?

これ↓


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あ、これからへなちょこな感想を書くので、これから行こうという方は読まない方がよいかもです。

 

 

私は結構MOT好き。昔行っていたバイト先の病院から車で帰る途中にMOTがあったので、時々寄るようになった。

まあただの“なんちゃって現代美術ファン”なのだが(うんちくは全く知りません)MOTの何がいいって、とにかく空いてる()

都民の血税をぶち込んで作ったと思われる建物はとてもかっこいいのだが、大概空いてる。平日に行ける時しか行ってないからかもしれないが。

いやもちろん、単に空いてるからいいのではなくて、現代美術は空間芸術なので、人のまばらさ加減も重要なのですよ(自己フォロー)

ぼーっとできるしね。気分転換にはもってこいなのだ。

 

カルティエ現代美術財団はもちろんあのカルティエを母体とした財団で、パリを拠点に、現代美術作家に作品を依頼、買い上げて、作家の支援を行い、世界各国の優れた才能のある作家を発掘・紹介してきた財団だそうだ。

さすが芸術の国・フランスを代表する企業。素敵です。


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これは、ポスターにもなっているロン・ミュエクの「In Bed(2005)


これだけ見ると、ただの女性の写真のようにしか見えないが、実は巨大な人形のオブジェなのである。

実物大の人間とはスケールが全然違う。はるかに大きくて、そして滅茶苦茶リアルなのだ。

ベッドに横たわる女性の、頬に手を添えてちょっと憂いを帯びた表情は、一見暗いムードを漂わせている。

しかし見ていると不思議なことに、だんだんと親密さが沸いてくるのに気づく。

大きさのためか距離感が縮んで感じるのと、肌の質感とか顔や手のシワとか毛の生え際とか、手の甲に浮き出た静脈とかが、ものすごーくリアルなので、初めて会った人をものすごい至近距離で見ているような錯覚に陥ってしまうのだ。

そして、今日この人には一体どんなことがあって、何を考えているのか、どんな感情があるのか、などと、いろんな想像が頭の中を駆けめぐるのである。

そのようにして釘付けになって見ているうちに、ふと気付くと、今度はその表情が笑みを含んで、茶目っ気たっぷりのいたずらっ子のように見えてくる。

不思議!!

どうだ、面白いだろー!!と、人形を通して作家がニヤニヤするのを見ているみたいだ。

あー面白い。

 

そして、デニス・オッペンハイム。

 

私は旅先で美術館、特に現代美術館に行くのが好きなのだが、結構この人に会うのよね~(笑)。

(ってそれほどたくさん行ったわけじゃないんだけど)

この人って、デニス・オッペンハイムのオブジェの人形のことなのだが、ユーモラスで笑えるのである。とてもブラックな笑いだけど。

コミカルな人形の動きが誘い出す笑いの中に、人間の持つ矛盾とか、徒労感とか、絶望感とかを表現していて、とても印象に残る作品だと思う。

ヘルシンキのキアズマでも見たし、確かデンマークでも見たなあ、と思い、ミュージアム・ブックを探してみると、やっぱりいた。


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これはLouisiana Museum for Modern Artに収蔵されているもので(この美術館すごくいいです。コペンハーゲンに行く方はおすすめ。市内からはちょっと離れてますが)、タイトルは「Attempt to Raise Hell(1974)

人形の頭が動くのか鐘の方が動くのかは忘れたが、とにかく人形がオデコで鐘を打ち続けるというオブジェである。動きとか間とかがポイントなので、写真を見ただけじゃ面白さがわからないだろうなあ。

今回の展覧会に出ているのは「Table Piece(1975)。これもすごく面白いのでご覧になられるといいと思う。

ちなみに現在は全く違う作風らしい。

 

他にも、日本の若手、松井えり菜ちゃんもよかったし、森山大道も、ナン・ゴールディンもすごかった。

くわしくはこちらをどうぞ。

http://media.excite.co.jp/ism/099/index.html

欲を言えば、もっとゆっくり観たかった…。

 


現代美術は、笑えるから好きである。

吉本のお笑いを見るのとは求める笑いの種類が違うが、驚くべきアイディアとユーモア、もちろんそこには痛いほどの感情の爆発や、強烈な風刺、もろもろが混ざって、考えたり、ぞっとしたり、笑ったり。

評論家じゃないんだから、難しく考える必要はなくて、感じればいいのさ、と気軽に楽しむことにしている。

 

 

そして、私にとってMOTとペアになっているのが、門前仲町にあるイタリアン、「Passo a Passo」さんである。

http://www.gillie.co.jp/atable99/report/040614.html

MOTでアートを堪能した後、近場で美味しいものでも食べたいな~、という欲望から見つけたレストランなのだが、これが素晴らしく美味しいお店なのである。最近行ってなかったので嬉しい。

家からは遠いので、バイトの帰りかMOTに来た時のランチでしか来たことがないのだが、夜は予約が取れないらしい。

ランチはパスタを中心に、5種類くらい選べる。

先日いただいたのはこれ。


soup.JPG

 

温かいカリフラワーのスープ。素朴なようで複雑な味わい。


risotto.JPG

 

ズワイ蟹のリゾット、ホロホロ鳥の卵あえ。

細いアスパラガスと蟹肉を煮込んで米を炊いたものに、ホロホロ鳥の卵があえてあるそうな。

蟹肉が主張しすぎず、柔らかい味。

赤いのはコショウの実で、時々ピリリと利いて、絶妙なバランス!

お米はもちろんアルデンテ。


dessert.JPG

 

食後のコーヒーと、キウイとバジリコのシャーベット。隠し味はミント?めっちゃ爽やか。美味です。

 

(ああ、私は評論家にはなれません。。。こんな文章しかかけなくてごめんなさい)

 

なんとこれで1200円。驚き。(ワインは別)

 

私ごときが言うのもなんだけど、こちらのお料理の特徴は、とても優しい味にあると思う。

素人にもわかるくらい手が込んでいるのだが、素材の味を生かすためか、強い味付けはしていない。

私は最初ちょっと物足りなくて、よくフレッシュペッパーをかけてもらっていたのだが、この優しい味がここの味なんだ、と思ってからはかけてもらうのをやめた。フレッシュペッパーは美味しいけど、せっかくのお料理の味を変えてしまうこともあるものね。

シェフはまだお若いらしいのだが、素材に強いこだわりをお持ちのようで、築地に近いという理由でこの場所を選んだのだそう。

近くにあったら週3回は通うのに、と思うけど、渋谷あたりにあったとしたら客層が変わって落ち着けなくなってしまうかもしれないな。

 



久々に美術館に行って、美味しいものを食べて、雨には降られたけど、ガス抜きできた1日でした。

 

 

あ、そうそう。ホロホロ鳥の卵と普通の卵との違いがお料理からはよくわからなかったので、ちょっと調べてみたら、こんなものを見つけました。

http://www.dacho.co.jp/

ダチョウ倶楽部、じゃなくてダチョウ王国ですよ、皆さん。()

世の中にはいろいろな食材がありますね~(^0^

今度食べてみよう…。

 



 

(*一部文章を修正いたしました。あしからず)

2006年04月04日


一昨日、和田隆さんという有名なジュエリーデザイナーの方の個展を観に、銀座ACギャラリーというところに行ってきました。


知人の紹介で初めて知ったのですが、NYのアート&デザインミュージアムにパーマネントコレクションとして作品が収蔵されているという、とても有名なデザイナーだそうです。


ゴールドやダイヤなどを使ったきらびやかなジュエリーではなく、漆など変わった素材を使ったアーティスティックな作品なのですが、だからといってエキセントリックではなく、とても素敵なのです。


一見シンプルなデザインに見えるものでも、身に着けてみるととても存在感があったり、逆に大胆なデザインに見えても、悪目立ちせず服に馴染んで、とってもお洒落なのです。


wada01.jpg


(写真はspace TRYさんのHPよりお借りしてきました。)



存在感があるのに、服やつけている人の邪魔をしない、逆に引き立たせるデザインとでも言うのでしょうか。


森英恵さんがコレクションでよく使っていらしたらしいです。


和田さんご自身もとても素敵なおじ様でした。



美しいものっていいですよね。


久しぶりに美しいものに触れて、優雅な気分になりました。


そしてお洒落心がくすぐられました!


もうちょっと気を使わなくっちゃ。。。(^ ^;

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