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ハイジーア通信 クリニックハイジーア

食と健康

2007年02月22日


放置しすぎですみません。


ちょっと気合が不足しています。。



以前取り上げたNHKの番組の本が出ていました。





好きなものだけ食べたい!と言う子ども達が増えているそうです。

何故好きなものだけ食べていてはいけないのか、子どもにちゃんと教えられますか?
それを知るにはとても良い本です。

お肉が悪く書かれているのはいただけませんが…。


この本に載っている聖徳大学発達臨床心理学教授の室田洋子先生の調査で、印象深いものがありました。


KFD(kinetic family drawings:動的家族画)という心理検査があるそうです。

「家族内の人間関係、コミュニケーションの質的な内容を調べる」ために考えられたものだそうです。

これを特に「家族が食事をしている絵」を描くということでコミュニケーションの質を捉えようとしています。


描かれた絵は以下のように判別されます。


「人間関係貧困型」

「意欲希薄型」

「強制感型」

「辺縁位型」

「人物包囲型」

「攻撃・脅迫型」

「人物下線型」

「コミュニケーション充実型」


最後の「コミュニケーション充実型」というのは、「家族のみんながいて賑やかにしゃべりながら食事をしている様子を描いている」タイプの絵だそうです。

小学4、5、6年生を対象にした調査で、この「コミュニケーション充実型」は1995年には46.7%だったのが、2005年には19.7%に減少していたそうです。

それに対して「人間関係貧困型」は、20.4%から40.3%に増加したそうです。


また、表現様式には4つのタイプがあることがわかったようで、中でも萎縮感を表す「構図・人物の萎縮タイプ」や、評価を気にする(自信がない)「消し書き・弱い筆圧タイプ」が増えているそうです。


そんな子ども達の絵を見ながら、涙が出そうになってしまいました。


「何を食べるか」もとても大事ですが、「誰と、どのように食べるか」も、とても大事なのです。


「家族で囲む食卓」をもっと大事にしなくてはいけない、と思います。

2006年11月21日

先日たまたま「お○いっきりテレビ」を見ていたら、「日本人はタン白質が足りていないので、動物性タン白質をしっかり摂りましょう!」という特集をやっていました。


おお、まともなことを言っているな、と思っていたら(偉そうですみません)、この前の「○る○る大辞典」では亜鉛の特集をやっていて、「亜鉛を摂るためにもっとも良い食材はお肉」ということで、しっかりお肉を食べましょう、ということを言っていました。


細かいことを言うと、「そうじゃなくてぇ~!!」とツッコミたくなることもありますが、ようやく、健康のためにはタン白質をしっかり摂った方がよい、ということが認識されてきたのかな、と、嬉しくなりました。


「健康な食事」=「野菜を食べていればよい」という誤解を解いて、もっと多くの人にタン白質をきちんと摂っていただきたい、そしてそのために最も効率が良いのは動物性タン白質(肉・魚・タマゴ)である、ということを、こういうテレビ番組でもっとしっかり言って欲しいなと思いました。


(*もちろん野菜は食べる必要がありますが、野菜だけを食べていても必要な栄養素をきちんと摂ることはできないのです)


私が口酸っぱくして言ったところで皆さん気にしなくても、みのさんや堺さんが言えばみなさん「そうなのね~」と思うのでしょうから。。(爆)


そして、多くの医師が「コレステロールが上がるから肉やタマゴを控えなさい!!」というナンセンスな指導をやめて、もっと正しい栄養の知識を持って、正しく患者様の健康指導をして欲しいと思います。


と言う私も日々勉強中なのですけどね 波



2006年11月09日


クリニックにいらっしゃる患者様を拝見していて、最近強く思うことがあります。

 

それは、「食べる」という行為についてです。

 

食べるということ、それは生命を維持するために必要不可欠な行為です。

 

当たり前のことですが、食べることができなければ私たちは生きていけません。

 

人類にとって長い間、食べるものを必要充分に得ることはそう簡単なことではありませんでした。

 

氷河期の間、私たちの祖先は主にマンモスを捕まえて食べていました(えらい昔の話で恐縮ですが…)。

 

当然ながらマンモスを捕まえることは容易ではなく、長い間の飢えに耐え命の危険にさらされながら狩りに成功した暁に、ようやく手に入れたマンモスの肉を食べるということは、我々の祖先にとって、とても特別な行為だっただろうと想像できます。

 

農耕をはじめるようになると、ようやくある程度安定して食物を得られるようになりました。しかし、天候など様々な要因によって十分な収穫が得られないことも多々あり、たびたび飢饉にさらされました。

我々人間にとって、食べ物はとても貴重なものであり、「天からの恵み」であったのです。

 

ですから、神事には必ず豊作を願うものですし、食べ物が十分あることに対して、私たちは祭りを行って神に感謝の意を捧げてきたのです。

 

「食べることができる」ということは、それだけありがたいことなのです。

 

その感謝の気持ちが、現代人にはとても薄れているように思います。

 

食べ物があふれ、ちょっとのお金を出せば簡単に食べ物が手に入り(栄養素が欠乏した栄養学的にみれば非常に貧しい食べ物ですが)、すぐにお腹がいっぱいになる時代。

食べ物を手に入れるのに、「苦労」することはほとんどなくなりました。

 

それは長い間、人類が夢見てきた状態かもしれません。

しかし、それが現実になった現代、「食べる」という行為は、本来の意味を外れて、何か別の方向に行きはじめているような気さえしてきます。

 

食べ物を大事にしない、食べることに重きを置かない(美食をするというのとはまた別の話です)風潮が、世の中に流れています。

 

「自分の命が食べ物によって生かされている」という気持ちがなく、ただ義務的に「やっつけ仕事」のように食べたり、または「食べる」ことに振り回され、「食べる」という行為がまるでオバケのように複雑怪奇なものになってしまい、食べることの本来の目的からかけ離れてしまっているのです。

 

なぜ食べるのか、なぜ食べなければいけないのか。

 

シンプルでありながら深いこの問いに頭を悩ます前に、まず「食べられることに感謝する」ということを、忘れないで欲しいと思います。

 

 




2006年07月28日

ここのところ軽く放置気味で、すみません。。。


忙しいとなかなか真面目な記事を書けないのです。


と言いながら、今日だって真面目な話ですが、閑話休題。


PMSの続きを待ってくださっている皆様、ごめんなさいm(_ _)m


でも今日の話も、とっても大事な話です。



おお~~、タマゴよ、なんて君は偉いんだ!


美味しい上に、栄養豊富、しかも安い!ときたもんだ。


(変な時間なので、ちょっと壊れてますね…)


真面目な話、タマゴの食品としての優秀さが、余すところなく書かれた本です。


栄養学的にも非常に素晴らしいことが書いてあります。



コレステロールが上がるから、タマゴを1日1個に控えている人、手をあげて!!


手をあげたあなた、実はと~っても、損してます。ああ悲しい。


タマゴは、とっても素晴らしい食品です。


まずタン白質の質が非常に良い。アミノ酸バランスに優れています。1個当たり約6.5gのタン白質が摂れます。素敵!


そしてビタミンA、B、カルシウム、鉄、レシチンなどの栄養素が含まれています。(量はそんなに多くないけどね)


そして確かに、コレステロールも含まれています(1コ当たり約250mg)。


惜しむらくは、世の中にはびこる、「コレステロール悪玉説」。


これが、タマゴの世間での評価を落としていると思うと、いてもたってもいられない、こともないけど、非常に残念だ。


まず、コレステロールは悪者ではなく、身体にとって必要なものだ、と覚えてね。


コレステロールは、ホルモン(女性ホルモン・男性ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)の材料や、細胞膜の材料でもあるし、胆汁酸(脂肪を消化する消化液)の材料でもある。

血中に含まれるコレステロールは、食べたから血液中にあるのではなく、80~90%は必要だから肝臓でわざわざ合成しているのだ。


そもそも、コレステロールがなんでタマゴに沢山入っているのか考えてみて欲しい。

受精卵がヒヨコになるのに必要だから、入っているのである。


人間のオトナにだって、コレステロールは必要だ。


そもそも、血中コレステロールは、高いより低い方が死亡率が高い、って皆さん知ってましたか?


コレステロールが低いと、低くない群に比べて、全体の死亡率が高いが、そのうちガンの死亡率が高い。


コレステロール値は、ホルモン分泌にも影響しているし、また神経などにも多く含まれているので神経機能にも深く関与している。つまり、低コレステロール血症は、ホルモンや自律神経などに影響を及ぼして、癌の発生率を高める、と考えられるわけね。

また、うつとの関係も指摘されているのです。

うつの人、最近多いよね。。。


コレステロール=悪人、と考えている人は、考えを改めた方がよいです。


もちろん、ある程度高かったら死亡率は上がります(300mg以上とかで)。


でも、他にリスクの無い人だったら、240~250くらいは全然問題なし!というのが、世界的な考えです。


そして、勘違いされているのが、コレステロールが多い食品を食べると、血中コレステロールが上がる!ということ。


これは、間違い!と言っていいのです。


人間の体は非常に精巧で、沢山食べたから血液中のコレステロールがすぐさま上がるなんて、単純なものではありません。


コレステロールは、ほとんどは肝臓で作られている、と言いましたね。


ということは、ちゃんとコントロールができるのです。


沢山食べたら、肝臓で作る量を減らすし、足りなかったら沢山作るのです。


VIVA、人体!!


(酔っ払ってません)


それに、人によってはタマゴを沢山食べてコレステロール値が上がる人もいるけど、上がったとしても善玉も上がるので、心配御無用、というわけ。


女優の森光子さんは、1日5個、タマゴを召し上がるそうです。(3個と言う説もあり)

 

そしてお肉もとても沢山召し上がるそうです。


あのお年で、あの若さ、美しさ、元気…。


タン白質の重要性をご存知でなければ、ああはなれない。


間違いない。



タマゴは、とっても重要なタン白源です。


コレステロールを気にして、タマゴを控えるなんて、

もったいない!!もったいなさすぎる!!


というわけで、若さと美貌と健康を維持したい方は、タマゴを食べよう!キャンペーン実施中です。


(アレルギーがなければね)




それにしても、さりげないけど本当にいい本です。憎い。


私がカウンセリングで言っているのと同じ内容が結構書いてあります。


受診する方が、これをお読みになってから受診されるとよいな。。。

2006年07月12日

すっかり夏ですね!

蒸し暑くても、四季の変化のはっきりしているのは気持ちがいいです。


さて、先日、TBS系の「誰よりもママを愛す」というドラマを見ました。

(内田有紀ちゃんはやっぱり可愛いですね~)

 

田村正和さん扮するお父さんが「家庭を切り盛りする主夫」をする「ちょっと変わった家族」という設定のドラマのようですが、伊藤蘭さん扮する「一家の大黒柱」のお母さん以外の家族全員が、食卓を囲んで仲良く団欒しながら夕食を食べている、という場面がありました。

 

TVドラマを見ていると、このように「家族全員で食卓をかこむ風景」(この場合お母さんは帰宅していなかったのでいませんでしたが、家にいる家族は全員揃っていました)というのがお決まりのように出てきます。

 

私たちも、なんとなく、それが本来の家族のあり方であり、どの家族も同じようにしているのではないか、と漠然と思っていると思うのですが、実はこのような家族団らんの風景というのは、現代日本では

「幻想に近い」

ということをご存知でしたか?

 


これはNHKの番組で、子どもたちに食事の風景を絵に描いてもらうという、画期的な調査を行ったものなのですが、現代の子どもたちの「食の現実」というのをまざまざと見せ付けられます。


朝食はおろか、夕食も一人で食べる子どもたち。

 

親や兄弟がいても、TVを見たり、他のことに忙しくて、一緒に食べず、「ただ黙々と食べる」子どもたち。

 

お母さんが作ってくれないので、パンと牛乳だけ、夕食はたこ焼きやホットケーキ。もしくはカップ麺か、コンビニのお握り。

 

親と食べると「いろいろ言ってうるさいから」一人で食べる方がいい、という子どもたち。

 

朝起きられない、だるい、疲れやすい、頭痛がする、そしてイライラする子どもたち。


「子食」「孤食」「個食」

などと言われる、孤立した食事の実態と、栄養素の乏しい貧しい食事。

 

家族全員で食卓を囲む風景、また、理想とされる「一汁三菜」と呼ばれる献立のお宅は、非常に稀です。

 

家族団らんを失うということは、同時に栄養素をも失っているということです。

 

そんな食の世界の中で、悲しいことに、我が国日本の子どもたちの多くは、育っているのです。



そして、どうして子どもたちはそういう環境に置かれてしまうのか?という問いに対するひとつの示唆が、この本にあります。



アサツー・ディ・ケイという広告代理店のマーケティング調査の一環で、主に30代から40代前半の主婦にアンケートをとったものをまとめた本です。



現代の母親の、栄養に関する無知、食に対する比重の軽さ。


ちゃんとした食事を作る時間や経費があったら、それらを切り捨てて娯楽や教育費用に当てる。


子どもの栄養よりも、主婦の都合や体裁を優先する。

それが将来どんな結果を及ぼすかということを、深刻に考える主婦はあまりいないようです。


食事や食卓を軽視する、刹那主義的な現代主婦の感覚に、めまいを覚えます。


あまりにも、あまりにもひどいです。




一家が揃って食卓を囲んで団欒しながら食事をすること。


これはすでに「幻」と言っていいようです。


食の乱れは、栄養がきちんと摂れないというだけの問題ではなく、我々日本人の価値観そのものが大きく変わりつつあることを示しています。


栄養素の不足は子どもたちの体や精神の発達に悪影響を及ぼす、というだけでなく、一人での食事は、家族の絆や、人間関係の築き方、ひいては「人間らしさ」というものの形成に、支障を来たすのではないでしょうか。


人間をはぐくむ基本単位である「家族」が、「食」から壊れている。


そんな日本人の姿が見えるようです。


我々日本人は、一体どこへ行こうとしているのか。


「便利」というものの代償に、私たちは何を得ようとしているのか。




もう少し、単に「栄養を摂る」というだけではない「食」の意義を、見つめなおしていかなくてはいけない、と思います。




それぞれの本については、後日もう少し詳しくご紹介したいと思います。




 

2006年06月27日







今更ながら、「ボウリング・フォーコロンバイン」を観ました。

想像したより過激じゃなかった、というのが印象です。


銃社会アメリカの実情を描いて物議をかもした有名な映画ですが、銃やNRA云々に関しては知識がないのでコメントを避けますが(根が深すぎて解決するのは難しいでしょうね…)、コロンバイン高校で起きた悲惨な銃乱射事件に、アメリカの極悪な栄養状態が関係しているのは間違いないでしょう。

主犯の生徒がうつのために抗うつ剤を内服していたというのは有名な話ですが、微量栄養素の欠乏は精神神経機能に大きな影響をもたらします(事件が発生したことそのものは抗うつ剤の副作用のせいだとも言われています)。


何しろ、以前取り上げた「スーパーサイズ・ミー」という映画でも出てきますが、学校給食がひどい。

給食が、ピザ、ハンバーガー、菓子パン、パスタ、フライドポテトなどのジャンクフードの嵐です。

そして学校にはコーラやスプライトの自販機があって、子どもがガンガン飲んでいるのですから、キレないほうがおかしいです。

(最近になってアメリカの学校内での清涼飲料水の販売が禁止になったのは記憶に新しいところですが)

しかしこれは学校も苦しいところで、福祉にかける予算が少ないために学校はお金がなく、安価な外食産業に頼らざるを得ないと言う事情もあります。

これらのジャンクフードは、脂質・糖質過剰で、タン白質やビタミン・ミネラルが欠乏した、最悪の食事です。

家で食べる食事だって似たようなものでしょうから、家でも学校でも、ほとんど毎日こんなものばっかり食べているわけです。


これらの食事では脳神経機能を正常に働かせるビタミンB群が徹底的に不足していますし(昔から栄養学の世界では「B足りんは脳足りん」と言うそうです)、砂糖やブドウ糖果糖液糖などをはじめとする精製された糖分の過剰摂取により、低血糖症が起きる可能性が非常に高いのです。

低血糖症は、脳がエネルギー源として必要とするブドウ糖の代謝異常ですから、うつや統合失調症、パニック障害、強迫神経症、凶暴性など、実に多彩な精神症状の原因となります。

私が思うに、いわゆる月経前緊張症(PMS)も低血糖症が主犯格でしょう(症状が非常に良く似ています)

低血糖症は、糖尿病患者さんがインスリンを打ちすぎた時に起こるアレではなく、精製された糖質の摂取により、インスリン分泌が過剰反応して、結果的に低血糖に陥る、というものです。

これは老若男女を問わず、広く現代人を蝕んでいます。

甘いものは体に良くない、というのは真実です。

(低血糖は非常に深いテーマなので、今度書きます。。。)


もちろんビタミンB不足や低血糖症だけでなく、体の材料であるタン白質や鉄や亜鉛・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維なども足りません。ないない尽くしです。

ファストフード世代・コンビニ世代である我々が親となっている今、子どもたちの栄養状態は、想像をはるかに超えて悪いのです。


私には関係ないわ、とお思いの方。

決して、これはアメリカだけの話だと思わないでください。

アメリカよりは多少ましですが、日本も同じようなものです。

これはまたの機会に書きますが、今、日本の子どもたちが食べているものも、悲惨です。そして大人も。


そんな21世紀、日本がアメリカに誇れるものがあります。

それは、学校給食です。

いま、日本の子どもたちの食文化をかろうじて支えているのは、栄養と愛情をこめて作られた学校給食なのです。


VIVA!! 日本の学校給食!!

(冗談抜きで)

 



学校給食がないオトナのあなた。

あなたの栄養状態は大丈夫ですか?



2006年06月13日


マクドナルド・ケンタッキーFC・ウエンディーズ・モスバーガー・小僧寿し・ミスタードーナツ・ファミレス・牛丼・スターバックス・・・。


外資系を含めた多種多様な日本の外食産業の市場がどのようにして出来上がって行ったか、日本マクドナルドの立ち上げとKFCのマーケティングに携わった著者が書いている。


切り口があくまでも「マーケティング」なので、私が期待したような(業界暴露本みたいな(笑))内容ではなかった。


しかし読んで強く思ったのは、私たちは食べるものを自分で選んでいるように思っているが、実際に食行動を動かしているのは経済であるということ。


経済によって私たちが手に入れられる食べ物は決められる。離れ小島で自給自足しているのでなければ。(あ、これも経済か。)


ファストフードが健康に与える影響についてはまったくと言って良いほど言及がなかったが(それが目的の本ではないのだろうから仕方ないが)、マーケティング担当者とはそういうものなのであろう。

というよりも、1970年代からの外食産業の変革で日本の食が変わり、経済だけでなく身体的にどんな影響が及ぶかということは、当事者は全く予想だにしていなかったことかもしれない。ファストフードで健康が害されるなんて、まったく頭になかっただろう。


選択肢が増えて、いろいろなものを食べられるのはいいことだ。

しかしその反面、日本の食が大きく変わり、便利を追求していった代償に失ったものはあまりにも大きい。

微量栄養素の代わりに大量のカロリーと添加物をGETして、料理する時間や手間と引き換えに家族の団欒を失った(←これは外食産業だけの影響とは言えないけど)。


何を食べようと自由だが、何を食べているのかということは理解して、賢い消費者になることが必要だと思う。

2006年06月11日

まずタイトルがサイコーです(笑)



ふざけたタイトルに反して、かなり真面目な本。

人口の60%が肥満もしくは過体重という肥満大国アメリカが、いかにしてそのような道を辿っていったのか?ということを徹底取材したノンフィクションである。


こうなったのにはいろいろな理由がある。経済問題、食料もしくは農業政策、貧困、遺伝子、食品工業のテクノロジーの発達、そして利潤を追求する企業、子どもたちの食・もしくは体作りに対する責任を放棄した(いろんな事情があったのだろうが)学校…。


私は、やはりアメリカの食全体がファストフード化して、カロリー過多の栄養失調になっていること、そして利潤追求の結果、量が大量になっていったことが、一番の原因だと思う。中でも、砂糖やぶどう糖果糖液糖(これは最悪!)の使用量が多いことは特に比重が大きいと思う。


しかしこれには、企業の責任が大きいことは疑う余地はないが、消費者の責任だってないとは言えない。


ファストフードはなんてったって便利だし、安上がり。

この忙しいご時勢に、3食自炊はやろうと思えば不可能ではないが、結構難しい。


こんなことブログで書いてる私だって、たまには食べるもん。

(あ、ちゃんと体によくないことは熟知しているので気をつけた食べ方をしています。念のため。マックはさすがに食べません)


しかし、毎日仕事だ子育てだ、と忙しく働いている世の女性たちに、そういったものを「一切食うな!!」というのも酷なことだろう。


でも、便利で安いものには「わけ」がある。

「なんでこんなに安いの?」

ということを考えれば、なんか変だなー、と言う気がしてくるだろう。

(その内容については前のログを読んでね)


私たちが普段食べているものがどんなものなのか、知ることは大事なことだ。

消費者がそれを、知っていて選ぶのと知らないで選ぶのでは大きな違いだ。


そして女性であれば、自分の食べるものが、自分の子どもや孫にまで影響を及ぼすことも知って欲しい。


どうしてもファストフードや加工食品に頼らざるを得なかったり、食事に気をつけたくとも難しい場合は、サプリメントをきちんと摂ることだ。


そうすれば、悪影響は最小限に抑えられるだろう。




あ、ちなみにここで言っている必要なサプリメントとは、CMに踊らされてCoQ10を飲むことではなく、基本的に体が日々の代謝に必要としているタン白質、ビタミンB、C、E、カルシウム・マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維などの基本的なものを摂ってね、ということですよ。念のため。


ちなみに、ビタミンBとか鉄とか基本的なものが足りなくて、いくらCoQ10を飲んだところでほとんど効果ありません。


2006年06月09日

ファストフードの食事の問題点を2回に渡って書いてきました。

読んでいてあまり楽しい話ではないでしょうが、書かなくてはなりません。

 

この映画に対する批判として、「毎日3食マクドナルドを食べる人はいない」という批判があるでしょう。

しかし、スパーロック氏のやったことは、決して非現実的なこととは言い切れないのです。


今まで述べてきた話はマックのみについての話ではなく、ファストフード全般、いわゆるハンバーガーショップやドーナツショップ、カフェ、コンビニなどを含めた、ジャンクフード全般に言えることです。


30日間3食マック」というのは、私たち日本人の感覚からしたら(日本人にもいろいろですが)、あり得ないと思う人が多いと思いますが、コンビニのお世話になったことがない人はまずいませんよね。


コンビニが「悪い」と言うつもりはありませんが、忙しさにかまけてコンビニのサンドイッチやおにぎりですませたり、カフェのベーグルとコーヒーですませたり、レンジでチンしたりお湯を注ぐだけでできる夕食、はたまたカップラーメンが大好きな人、ひどい場合はスナック菓子が食事代わり、と言う人はたくさんいます。

アメリカ人に比べたら摂取する総カロリーが少ないためにアメリカほどには顕在化していないだけで、我々日本人もジャンクフードによる健康被害を着々と受けているのです。


そのひとつの証拠が、子どもの肥満や生活習慣病が増えていることです。

また、私のところに来る患者さんで、(血液検査で)何らかの栄養欠乏のない患者さんを見たことがありません。

若い人ほど栄養状態はひどいと言えます。

 

スパーロック氏がこの映画を作ったきっかけは、ある二人の少女がマクドナルドを提訴したことからです。

肥満になったのはファストフードのせい、とマクドナルドを訴えた少女たちを、人々は笑いました。

ファストフードが悪いのを知っていて食べた本人が悪い、と思うでしょう。


しかし、彼女たちは本当にマックが体に悪いと知っていたのでしょうか?


おそらく、知らなかったのではないでしょうか?


子どもの頃からあまりにも普通に身近にあって安くて美味しい食べ物が、実は体に悪いということを、TVのコマーシャルで教えてくれることもなければ、少女雑誌で啓蒙してくれることもありません。


そして親や学校も教えてくれなかったら、子どもにどのようにして知る術があるのでしょう?

 

私は、栄養療法を実践するものとして、この「スーパーサイズ・ミー」という映画を非常に評価しています。

過激な人体実験、ユーモラスな描写、しかし確固たるリアリティをもって、ジャンクフードの危険性、ひいては「食の大切さ」を教えている映画であると思うからです。


だから、この映画に対する批判を見たとき、しばし悩みました。

この映画を批判する理由として、ジャンクフードは悪くないと主張する人たちは、本気でそう思っているのか(そうだとすれば頭が痛いです)、それともいわゆるネガティブ・キャンペーンの一環なのか、どっちなの??と思ったからです。


ファストフードが体に悪いと言うことはわざわざ言うまでもないことかと思っていたのですが、もしかしたらそうではなく、本当に知らないのかもしれない、と思ったので、今回書くことにしたのです。

 

と、つらつらと現代の食事の問題点について書いてきましたが、それでも、我々日本人にはまだ救いがあります。

それは、私たちには長年培ってきた世界に誇れる食の伝統があるからです。


私は「和食至上主義」者ではありませんが(コメを食べていれば健康であるというような単純な話ではありませんから)、和食という、軸となる食の伝統があるからこそ、水際でジャンクフードに「魂を売り渡さないで」すんでいるのだと思います(今のところは!)

 

私が行っている栄養療法は食事療法とは違いますので、食事内容を変えることが絶対条件ではないのですが、やはりきちんとした食事をするように努力することは大事なことです。

今しきりに「食育」が叫ばれていますが、子どもの時からよい食習慣を付けることの重要性を日に日に感じます。

そしてそのためには、母となる若い女性の啓蒙をしていかなければならないのです。

 

さあ、どうしたらいいと思いますか?皆さん。



 

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2006年06月08日

 

昨日の続きです。

 

「スーパーサイズ・ミー」という映画を観た感想から始まって、ファーストフードが持つ栄養学的な問題点を挙げてきました。

まず、エンプティ・カロリーと言うように、糖質と脂質は過剰であるにもかかわらず、ビタミン・ミネラルと言った微量栄養素や、タン白質・食物繊維と言った栄養素が欠乏していることがファーストフードの問題のひとつであることを書きました。

 

しかし、それらの食べ物の問題点はそれだけに止まりません。

 

その一つは言わずとしれた食品添加物です。また、そもそもの材料や、調理法にも問題があります。

 

「スーパーサイズ・ミー」ではマクドナルドがモーガン・スパーロック監督自身の人体実験の対象になっていました。

こういった企業は当たり前ですが利益を追求していますので、いかに販売コストを下げるかと言うことが至上命題です。

口当たりの良さや腐りにくさ・日持ちのよさ、加工のしやすさなどを改善しようと思った場合、その分添加物を増やすことになります(添加物はもっとも優れたコストダウンの方法なのです!)。

通常、食品添加物は目的に合わせて数種類以上のものが使われるのですが、単一の使用では安全性が認められていても、複数使用された場合の安全性はほとんど証明されていません。

また、マックのみならず、おおかたの加工食品に使われる肉は廃棄寸前のクズ肉です。クズ肉に山盛りの添加物を加えて練り上げて、美味しそうなハンバーグやパテが出来上がるのです。

また、揚げ物に使う油はどんな油でしょうか?高級てんぷら屋でもない限り、油は使い回しです。こういう業界では酸化しにくいように水素添加した半硬化油が広く使われています。こういう油にはトランス脂肪酸という自然界には存在しない脂肪酸が多く含まれており、これらは通常の油に比べ、動脈硬化や心筋梗塞を起こすリスクが非常に高いことが知られています(同じ理由でマーガリンは体に悪い油であり、ヨーロッパでは発売禁止になっている国もあります。日本では健康に良いと信じている人がたくさんいますが!)

 

そしてもうひとつの大きな問題は、これらの食品は飲み物などを含めて、砂糖や精製した炭水化物(小麦粉・白米など)の含有量が非常に多いということです。

これらは血糖値を急速に上昇させるので、インスリンを過剰に分泌させます。インスリンは糖を脂肪に変換するので、インスリンが過剰に分泌されている状態では太りやすくなります。その結果インスリン抵抗性を引き起こし、今流行のメタボリックシンドロームを引き起こす原因となるのです。

今回スパーロック氏に急激な肝機能異常が起きたのは、短期間に大量の糖質と脂質(しかもビタミンB群が欠乏した)を摂取したために、中性脂肪の産生が異常に上昇し、急激な脂肪肝が起きたと推察されます。

マック食で脂肪肝や肝機能異常が起きること自体はまったく驚きには値しませんが、1ヶ月と言う短期間であれだけの変化が起きたと言うことには正直驚きました。ここまで急激でなくても、こういうことが現代人には慢性的に起こっているわけです。

 

単純な糖質の害はそれだけではありません。

砂糖などの単純な糖質の摂取により、インスリンが過剰に分泌され、結果的に低血糖状態が起こり、これが様々な問題、特に精神症状(うつやパニック障害、キレる、幻覚・幻聴などの精神症状など)を引き起こすことが指摘されています。

低血糖は、糖尿病の患者さんがインスリン注射の量を誤った時に起きるものだ、というくらいの認識しか日本ではされていませんが、砂糖をはじめとする単純な糖質の摂取により、インスリンの過剰分泌や細胞での糖の利用障害などの糖代謝の異常を来たし、低血糖状態が起こります。そして低血糖状態は、うつや慢性疲労、倦怠感、失神などの症状の原因となります。

一方で、体が低血糖状態に晒されると、今度は血糖値を上げようとしてアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌され、その結果イライラ、発汗、動悸、攻撃性などさまざまな精神症状を引き起こすのです。

また、低血糖状態に陥ると体が本能的に血糖値を上げようとするため、また糖質が欲しくなります。つまり「砂糖の中毒」状態になってしまうのです。

これらがさらに問題なのは、日本で低血糖症の診断が正確になされていることはほとんどなく、その多くはうつ病やパニック障害、統合失調症などと診断されて、多種類の抗精神薬などの治療を受けることになるということです(これは非常に怖ろしいことです!)。

このように、あまり知られてはいませんが、砂糖や精製炭水化物による低血糖の害は、密やかにしかし幅広く、現代人を蝕んでいるのです(この問題は深いのでまた後日)。

 

ジャンクフードには、これだけの(探せばもっとあるかも)栄養学的・医学的な問題点があります。

もちろん、食べる量が極少なければ(そしてその欠点を補うような食べ方を知っていれば)、この映画のような深刻な人体への影響は起こらないでしょう。

 

確かに、私たち日本人の平均的な感覚からすれば、スパーロック氏のやったことは「あまりに極端」だったかもしれません。

 

しかし間違いなく言えることは、量が多かろうが少なかろうが、こういうものを食べることが、決して

 

体に良いはずがない

 

ということです。

 

 

 

続きます。

 



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2006年06月06日

同じネタが続きますが、モーガン・スパーロック氏監督の「スーパーサイズ・ミー」という映画についてです。長いです。

 

(ネタバレ注意!まだ観ていない方で内容を知りたくない方は読まないでください)


 

この映画を観た後、この映画に関する批判や論争を、ネットで見られる範囲ですが、いくつか見ました。


私が驚いたのが、この映画の結末が私にとっては「さもありなん」であり、至極同意できる話だったのに対し、意外に批判的な意見が多かったことです。


 

「やり方が極端すぎる」


「マクドナルドでなくとも、同じものを食べ続けていたらこうなって当然(=だからマクドナルドの食事が悪いわけではない)」

 

「売名行為にすぎない」


 などなど。

 


知らない方のために書いておくと、この映画は、スパーロック氏が30日間3食マクドナルドを食べ続け、どうなったか、ということを描いたドキュメンタリー映画です。

その結果、彼は体重が11kg増加し、高血圧と肝機能障害になりました(1ヶ月の間にGOT1817186IU/lGPT17471240IU/lと推移したということです!)。

尿酸値も上がり、頭痛、胸痛、倦怠感、脱力感、イライラ、うつ状態、性欲の低下などの症状を呈しました。

 

この映画に対する反論として、同じ実験をやったところ、太るどころかやせました、という実験結果を公表している人たちがいます。

 

しかしこれは摂取カロリーがかなり抑えられたもののようで、いくら3食マックでも、それ以前の摂取カロリーよりも減らせばやせるに決まっています(健康的なやせ方とは言えないのでおすすめできませんが)。これはフェアではないので比較の対象にはならないでしょう。

 

この映画を批判する「ボウリング・フォー・モーガン」という自主映画まであります(もちろん、「ボウリング・フォー・コロンバイン」をパロっています←私は観てないのでよくわかりません)。

 

確かに、彼の実験では摂っているカロリー量がかなり多いです。50006000kcalを、13回のマック食で摂っていたようです(考えただけで気持ちが悪くなりますが…)。


私も、モーガンはそれまでどんな食生活をしていたのか?と言うことが気になりました。


彼の本によると、大の料理好きのお母様のおかげで、かなり栄養的には良い食事をしていたようです。カロリーもそこまでは摂っていなかったはずです。


マックでなくでも、急激にカロリーを増やして運動もしなかったら、もちろん太るでしょう。

本当は、カロリーを同じにして、いろんな食材を組み合わせた栄養バランスのよい健康的な食事と、マック食を比べる、ということをやっていたら、このような批判は起こりにくかったのではないかと思います。

(そのかわりインパクトは薄れますね)


しかし、そうしたとしても、やはりマックは体に良くない、という結果が出るであろう、と私は思います。

問題はカロリーではなく、「食べ物の質」にあるからです。


マクドナルドだけでなく、ファーストフードやコンビニなどで買えるハンバーガーやサンドイッチ、スナック、おにぎりなども含め、多くの加工食品はいわゆる「エンプティ・カロリー」と言われるものです(そうじゃない加工食品ももちろんありますが)。

エンプティ・カロリーとは、脂質や糖質といったエネルギー源は十分に(過剰に!)入っているのに、ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素やタン白質、食物繊維などが極端に不足している食べ物のことです。

(ファーストフードはタン白質が多いという印象がありますが、総カロリーにおけるタン白質の含有量はあまり優秀ではないと思います)

 

脂質・糖質というエネルギー源だけを摂っても、エネルギーを産生するために必要なビタミンB群が十分でなければ、エネルギーを産生することが充分にできないので、太りやすくなります。

同じカロリーの食事を摂っていても、ビタミンB群が充足しているかいないかで太りやすさは全く違います。

また、単純な糖質を摂るということは、ただでさえ足りないB群をさらに消費することになるので、精神面にも影響がでます。つまりキレやすくなります。人によってはうつの傾向も出てくるでしょう。ビタミンB群は脳神経機能に非常に深く関与しています。

また、お肌の代謝も悪くなるので肌荒れやニキビ、くすみなども起こります。

 

鉄や亜鉛などのミネラルも不足していますから、貧血や免疫力の低下、肌のトラブル、性機能障害、子どもだったら成長障害などが起きても不思議ではありません。

カルシウム・マグネシウムの不足は精神面にも影響を来たしますし、神経や筋への影響や、長期的に骨粗鬆症などのリスクを増やすでしょう。

食物繊維が足りなかったら、便秘や腸内環境の悪化による問題が起きてきます。

 

しかし、これらは栄養素が「足りない」ことによる悪影響なので、極端な話、エンプティ・カロリーを摂っていても、サプリメントで補充すれば解決できる問題です。

(しなかったら健康状態がかなり損なわれることは確実でしょう)

 

しかし、足りないだけでなく体にとって必要でない、はっきり言えば害になる成分も、これらの加工食品は含んでいます。

 


続く。



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2006年06月04日

今NHKでやってました。


子どもの糖尿病(Ⅱ型)-2.7倍

子どもの高脂血症-10人に一人


(何年間で、というのはメモし忘れました、ごめんなさい)



先日、「スーパーサイズ・ミー」という映画(前々回ご紹介)の監督、モーガン・スパーロック氏が書いた、「食べるな、危険!」と言う本を買いました。


その本の表紙には、「これがアメリカの現在、日本の明日。」というキャッチコピーが。


あながち、誇張しすぎた表現でないかもしれません。




子どもの頃から、生活習慣病の傾向がある児を入院(!)させて、食育指導をしたところ、嫌いな野菜を食べるのがあまりにも嫌で、大粒の涙を流す子どもたち。


しかし、TVを見ていると、親御さんもかなりがんばって子どもたちにちゃんと食べさせようと努力はしているようなのです。


でも、子どもたちが「食べない」、と。


自分の好きなものしか食べなくなったのは、加工食品が増えて、子どもが美味しい!と言う人工的な味しか受け付けなくなってしまったことや、砂糖の中毒になっていることが考えられるでしょう。


親にも親の都合があるので、良くないとわかっていても、ついつい子どもの好きなものだけ与えてしまう。


これは、便利に流れてしまう人間の習性もあるでしょうし、何かしらお互いを傷つけないような甘え、そして具体的にどんな?と言われたら困るのですが、なにか大事なものが抜け落ちているような気がしました。


言うなれば、「厳しさ」とても言うような…。


私は親になったことはないので、子育てに関して偉そうなことは言えません。


でも、親だけの問題ではなくて、社会の仕組みそのもののような気がします。


豊か過ぎる社会の影響でしょうか?



最後に、「好き嫌いのない子どもたち」という紹介がありました。


小学校で、野菜を子どもたちが育て、それを給食で調理してもらうのです。


育てる過程や苦労を知ることで、好き嫌いがなくなる。


ああ、そうか、と思うと同時に、こういうことって大事だよな~~~!!っと思いました。

 



それと、この手の番組でいつも思うのが、「タン白質が多すぎる」「肉が多すぎる」と言う指摘。


なぜ「砂糖が悪い」と言わない?


なぜ「精製した炭水化物が悪い」と言わない?


子どもたちがタン白質を欲するのは、成長期なのだから当然です。


それよりも、「砂糖の害」を訴えるべきです。


NHKさんなのだから、広告をもらっていないのだから、正しいことを言って欲しいです。

2006年06月02日



ついに観ました。

買おう買おうと思っていて買いそびれていたのですが、ツ○ヤにいっぱい並んでいたので思わずレンタル。




30日間、3食マクドナルドを食べ続けたらどうなるか?




想像してください。


この話、何年か前にアンチエイジング系の勉強会で講師のドクターが、「オフレコだけど・・・」と言って教えてくれた話なのですが、その後映画化されたのでびっくり。


感想は、非常に面白かった!です。

しかし、肉体改造と違って、さすがに自分でやってみる気にはなりません。


あんまり内容書かないほうがいいのかな?

ネタバレになっちゃう??


最初は笑いながら観ていたけど、しまいには笑えなくなります。

とても貴重な実験だと思いました。


詳しくはまた書きます。


是非一度ご覧になることをお勧めします。

2006年02月20日



あまりにリアルな内容です。

食品添加物の営業マンをしていたという著者の業界告発(?)本。


「日本に新しい食文化を作るんだ!」と、意気揚々と多種多様な食品添加物を売りさばき、数多くの加工食品の開発に携わった敏腕営業マン。

「食品添加物の神様」とまで言われた著者が、ある日、自分が作った加工食品のミートボールを自分の子供がおいしそうに食べているのを見て、凍りついた。

そのミートボールは、安い端肉に、かさを増やすためのつなぎ、それに2030種類の添加物をじゃぶじゃぶ投入して作られ、売値が安いため大ヒット商品となったもの。

自分の作ったミートボールは、自分の子供たちには食べて欲しくないものだった。

このままでは畳の上では死ねない――。
そう思った著者は、その翌日に会社を辞めた。


きっとたくさん食品添加物が入っているんだろう、と思いつつも、ついつい食べてしまう加工食品。

私たちの多くは、その加工食品がいったいどのように作られているのか、よく知らないで食べている。

食品表示にはまとめて23種類の添加物名しか書いてなくても、実際には数十種類の添加物が使われていると言う実態。

この本はその実態をあまりにリアルに書いている。

利便性と経済性を追求するあまりに、私たちが失っている何か。

添加物には害だけではなく恩恵もあるが、何かがおかしい、何かが狂っている、と思わずにはいられない。


なるべく添加物の入っていないものを食べようと思っても、完全に排除するのは無理だとしたら、その害の影響を受けないために必要なことは、体の抵抗力を上げることだろう。

添加物をはじめとする様々な化学物質を解毒・分解するためには多くの微量栄養素を必要とする。

タン白質・良質の脂質・ビタミン・ミネラル等の栄養素を、栄養所要量のレベルを超えて、分子レベルで至適濃度に整える分子栄養学的アプローチこそ、現代のこのような問題に対処するための最良の方法だと私は考えている。

 

 

 

長文を書く時間がなかなかありません…。

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すべての患者様にOptimal Healthを得ていただくことが、私達の願いです。


未来の医者は薬を使わず、食事を重視し、病気の本来の原因を探し、予防するという、人間の基本を大切にして治療をするであろう。
トーマス・エジソン
(1847-1931)

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クリニック ハイジーア


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「冷えに効く漢方薬」のページでお話をさせていただいています。



妊娠中の栄養素の話の転載をしていただきました。



こちらも低血糖症の記事を転載していただきました。