ご無沙汰しております。

あっという間に9月ですね!(いつもこんなこと書いているような気が(^^;;)

更新が滞っており、その間に新しい知識が入ったり、興味の対象がどんどんアップデートされているので、話題がコロコロ変わっていますがお許しを。

今日はビタミンDについてです。

ビタミンDは、今とてもホットな栄養素のひとつです。

ビタミンDは、昔からカルシウムの代謝をつかさどり、骨の代謝に大切なビタミンであると理解されてきました。

しかしそればかりでなく、生体機能に非常に重要であり、多様な働きを持っていることがここ10年ほどの研究で明らかになってきました。

ビタミンDには、「ビタミン」の名前がついていはいますが、実際にはホルモンのような働きをしていることがわかっています。

そしてこの欠乏が、文明国においては非常に多くの人に起きており、いわば「文明病diseaseofcivilization」であると表現されています。

先進国ではビタミンD欠乏は感染症のごとく「蔓延」している、とまで言われるほどです。

ビタミンDの作用について最近の研究により明らかになったことは、

・200種類以上の遺伝子において遺伝子転写の調節を行う
・神経機能において神経伝達物質として働く
・免疫系に作用し、抗炎症作用を及ぼす
・天然抗生物質としての効果を持つ

などです。

ビタミンD欠乏が関連する病気には以下のものがあげられます。

・易感染性
・心血管系疾患
・高血圧
・糖尿病
・骨粗鬆症
・多発性硬化症
・うつ病
・精神疾患
・てんかん
・偏頭痛
・脳卒中
・多嚢胞性卵巣症候群
・筋骨格系疼痛
・自己免疫疾患
・炎症性疾患
・炎症性腸疾患
・がん
・線維筋痛症
・自閉症
・新生児の先天異常
・歯周病
・黄斑変性症
・悪性黒色腫
・インフルエンザ
・尋常性乾癬
・痛風
・耳硬化症
・間質性膀胱炎
・呼吸機能低下
・血栓症
・慢性腎不全
・ヘモクロマトーシス
・胃腸疾患

などです。

続きます。

もちろん低血糖症にも関係していると思われますよ!

こちらもよろしくお願いいたしますm(__)m

株式会社HYGEIA