女性特有のつらい症状、生活習慣病など、現代西洋医学では原因がわからない疾患のほとんどは、生体恒常性(ホメオスターシス)が乱れることによって引き起こされる「機能性疾患」であることをご存じですか?
世の中にはさまざまな病気がありますが、病気は大きく「器質性疾患」と「機能性疾患」の2つに分類することができます。
病気を「車の故障」にたとえると、エンジンそのものが壊れてしまって車が動かない「エンジントラブル」のような状態が「器質性疾患」であり、全体のおよそ2割を占めるといわれています。
そして残りの8割が、ガソリンが足りないために車が動かない状態、つまり「ガソリン不足」であり、これにあたるのが「機能性疾患」です。
そして、さまざまな病態の多くの原因が、この機能性疾患なのです。